ニールセンのインターネット視聴率の数字の取り方、信憑性のほうが、妥当性のほうが興味ありますね。
ひとつ言えるのは、いくつかの情報を多角的に調べないと、現在の状況や方向性は見えてこないのではないか、と思う。
こういう数字よりも、どっちかっていうと、普段、使っていて感じる感覚とか、仲間とのおしゃべりとか、そういう声から伝わってくる感覚のほうが、けっこう正しかったり。
個人的には、Facebookが終わっても、Twitterは終わらない(続く)気がしてる。Twitterのユーザがいずれ、SNSに移行するとは今のところ、私の感覚にはない。Twitterは「あれはあれ」。
また、mixiについても「あれはあれ」。「ここ(mixi)でいい」「特に不満はない」「あれだけのコミュニティのかたまりが他にない」という人達が大量にいて、その人達を動かす動機となるサービスが日本国内で生まれない限り、たぶん変わらない。個人的にはmixiは使ってないが、私はそういう感覚。
▼Facebook一斉メッセージ送信ツール「fb-research」登場【増田(@maskin)真樹】 : TechWave
最近のGoogle+のアップデートを見ていると、「現在使っている広範囲のユーザー」向けに機能をブラッシュアップし続けている印象がある。AndroidやiOS用のアプリに対してもきちんと手を入れている。それに対して、Facebookは「ビジネス用途」or「実名をオープンにできる人」向けの機能ばかりを出してくる印象がある。タイムラインとかね。
こういう方向性の違いはこの先、大きなインパクトになるだろう。Facebookが新機能を出すたびに、気持ちが離れていく人がいるはずだ。
私はFacebookのターゲッティング(実名ありき)には日本で実現するには無理があると思ってる。「誰でも安心して使える」的な謳い文句には無理がある。最初から、そんなことを一言も言ってないGoogle+の方が信じられるし、ユーザーはそのつもりでプライバシー情報も書き込まないので、(Google+のほうが)むしろ安心して使える。
追記:
Facebookの仕様で、気になることがある。それは「(スマートフォンや携帯電話ではなく)PCを使わないと実現できない機能がある」ということ。まるで「(Facebookは)PCを使ってアクセスすることを推奨します」とでも言いたげ。一例をあげれば、コメントを書き込む際に、投稿自体の公開範囲の確認が(iPhone)アプリからではできない。PCではできる。プライバシーを管理する際に、公開範囲というのは生命線になるところなのに、スマートフォンからでは確認できない、という仕様は、どういうつもりなのかFacebookに聞いてみたいところだ。