▼ASCII.jp:震災から1ヵ月、グーグルは「まだ走り続けている」
今日は、少し、Googleという会社のことを考えていた。
この記事を読み進めるうちにGoogleという会社に、より惹かれていく自分がいた。Googleが地震直後からやってきたことを(私自身は)リアルタイムに眺めていたものの、整理された情報を知るにつれ、あらためて考えさせられた。なぜ、この会社はこんなことができるのか。
避難所に貼られた安否情報をオンライン写真管理サービスの「Picasa」にアップロードし、ネットでボランティアを呼びかけ、地球規模で情報を打ち込んでいく様というのは「ITはなぜ生まれたのか」という根本的なことを考えたくなるほどのインパクトがある。ちょっとぞくっとする。
日本企業はGoogleのような会社には到底なれない。とてつもないエネルギーを持った会社だ。日本企業は、この会社とこれからどう付き合っていくかを早急に考えないといけない。
Appleはジョブズイズムとも言うべき共通のゴールに向かう社員で作られた会社。かたやGoogleは、各自で設定した全く別々のゴールに向かって突き進む社員をGoogleという会社が見えないベールで包み込んでいるような会社だ。
組織のあり方さえも、魅力的だ。「組織」というより「個人」の集まり、というイメージがある。
彼らのことをもっと知りたい、と思った。Googleのことを、ではなく、そこにいる「彼ら」のことを。