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商店街、街並み、旅先で出会った瞬間を夢中になって撮っています。名古屋。

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【ガジェット】TVは本当につまらなくなったのか?~それでもNOTTVはうまくいかない~

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■見たい番組が探しにくくなった

「つまらない番組」と「面白い番組」の2極化が起きている。少なくとも、私自身はそう考えている。TV番組の全てがつまらなくなったのではない。

TVに関わるライフスタイルを考えた時、TVに一日中かじりついて生活するような人はごくわずかだ。毎朝、新聞のTV欄をすみずみまでチェックできる人も限られているだろう。そん中で、自分に合った番組をどうやって見つけるのか。

ネットで話題になっていたり、友人がSNSで薦めていたりする番組で、良いものを放送後に知るときがあり、後で後悔することがある。そういう番組を漏れなくチェックしたい。また、友人の評価が高い番組は、それが動機となって見たいと思うこともある。「自分が何を見たか」も、シェアしたい。

 

TVがつまらなくなったという話をつきつめていくと「つまらない番組」の中に埋もれてしまう「本当は見たかった番組」を見つけにくい、というのがあるのではないか。逆に考えると「本当は見たかった番組」のタイムテーブルをプッシュしてくれるサービスがあればTVを見る時間は増える可能性だってある。

そう考えていくと、TV番組の視聴スタイルというのは、ソーシャルとは切っても切れない関係であり、SNSのサービスとの連携はこれから必須になっていくだろう。今後、発売されてくるスマートTVと言われるものは、そういうソーシャル化を狙ってくるものだと思う。

 

■NOTTVはTVの再定義なのか?

ドコモ、モバキャス「NOTTV」対応のスマートフォン/タブレット発表 | 携帯 | マイナビニュース

TV番組というコンテンツを無理にどうこうしようとせずに「コンテンツの流通経路」と「ハンドリング方法」を見直し、TVを再定義するというアプローチ自体は悪くはなかった。ただし、放送波という流通経路を使うのは、マズい。どうしてもそれはダメだ。

 

■なぜ放送波を使うのがダメなのか?

放送波を使うということは、専用のハードウエアが必要になる。今回の場合だと、今後発売される対応機種のみに限られる。しかもdocomoのガラスマ限定。これだと、マーケットが狭すぎる。見せるための、ユーザへの負担が多すぎる。

 

ユーザが集まらないとなると、金が集まらない。集まらない金で番組を作る(地上波番組の焼き直し的なものになる)。そうなると、金を払ってまで見ているユーザは「地上波は無料で視聴しているのに、なぜこちらが有料なのか」という疑問を感じるようになる。やがて視聴者が離れていく。サービスが終了する。こんなストーリーだろう。

 

■放送波の利用ありきで生まれたビジネス

今回の話は、たぶん、アナログ停波により空スペースができた時に、使い道を模索していた過程で出てきた話なのだろう。「もっと便利にTV番組を見たい」という目標が先にあって、それにはどういう実現手段が良いだろうか、と考えて生まれたストーリーでは絶対にない。

 

志の高いビジネスモデルが後から出てきた時に、こういう「どうしようもないビジネスモデル」はあっという間に破壊されるだろう。

以上。