▼これで日本人も使えるね:「Windows 8 Consumer Preview」で“ここ”が変わった! (1/3) - ITmedia D PC USER
さっそく入手して使ってみての雑記など。
DP版からアイコンの位置などが、想像していた以上に変わっていた。いずれにしても、そもそも論で、このWindows8は「タブレットOS」で行くのか「デスクトップOS」で行くのかMSの迷いが見えるOSだ。MSにとっては苦肉の策なんだろうが、その思い切りの悪さがユーザにどう映るかな。
年寄りユーザにはMetro-Styleは理解しがたいだろうね。「写真」っていうタイルを選んだ時(従来でいうマイピクチャか?)、「フォトライブラリ・SkyDriveのフォト・Facebookのフォト・Flickr」が大きなタイルになって表示されてるんだけど、そもそも「SkyDrive、Flickrって何だ?」っていう年寄りユーザが引きまくる感じが目に浮かぶ。
デスクトップOSとタブレットOSと、分けた方が良かったんじゃないかな。この方針が今後のWindowsOSの生死を分けるだろうね。
(従来と同じ)デスクトップの画面と、Metroのデスクトップ画面と、行ったり来たりする動線に違和感を感じる。違和感というか、ちょっと疲れるというか、落ち着かないというか。Windows8は、むしろ、ARM版(タブレット専用)のみとして、デスクトップ版はWindows7を併売するか、あるいは、Windows8デスクトップ版という別ラインにして、Metroと切り離したほうが良かったんじゃないかと思う。もう少し遊んでみるけども。
正直、このイメージでリリースされたとして、Windows7からWindows8 intel版への買い替え需要って、厳しいことになると思う。大失敗のあと、次のフルバージョンアップで、尻拭いをさせるパターンは定番だしね。Windows7の直前の「Vista」とか、WinXPの直前の「ME」的な。
今回のWindows8の目玉は、やはりWindowsPhoneからの流れを汲む、Windows8 ARM版、これしかないでしょう。Androidタブレットと潰し合いになるのではないかな?まあ、アプリがどれだけ揃うかが、勝敗を決めると思うけど。これも周回遅れのWindows8は相当がんばらないとキツイが。
ビジネスの現場は、サーバOSとかも含めて、Windowsは揺るぎないと思う。ただ、コンシューマのほうは、もう、Windowsユーザは逃げる人が多いと思う。Macや、iOS、Android、Ubuntuタブレットとか。ま、少なくともXPやVistaのサポートが切れるまで使い続ければいいよね。あと数年経てば、スマートフォン・タブレットOSとPC-OSとの融合も、今と違ってもっと進化しているはずだし。
そういうこともわかっているから、MSはバクチを打ってきたのかな、とは思う。いきなりMetroをデスクトップ版にまでねじ込んできたのは、ちょっと苦笑い。これくらいインパクトを持たせないとジリ貧になるのは(MS自身も)自覚しているのかな。
▼VMware Playerに「Windows 8 Consumer Preview」をインストールしよう! - 裏技shop DD
試しにCP版を使ってみたい人向けの話。VMware Player(無償)を使って仮想環境で試してみたけど、わりと良い。既存の環境を汚さないで済むし。Corei7クラスのマシンだったら、サクサク動いてストレスなし。この記事は、説明が丁寧で参考になった。