Sakak's Gadget Blog

商店街、街並み、旅先で出会った瞬間を夢中になって撮っています。名古屋。

【雑記】本来のITの使い方は考える時間を増やすこと

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記者のつぶやき - 早期化する子どものインターネット体験:ITpro

「なぜか?」を考える子供を育てる教育を考える必要(tumblrコメント)

 

(ITproの)記事へのツッコミをtumblrで知り、「たしかにな」とうなづくばかりだった。私もこの記事の內容には全く賛同できない。「子供のインターネット体験が早期化して何が悪い?」というのが私の思いだ。

 

引用開始:

■便利さと引き換えに失うものはないか?

ただ、最近になって少し気になることも出てきた。よく聞く話ではあるが、このまま子どもたちが便利なインターネットに慣れすぎてしまうことへの不安である。例えば小学校でインターネットの授業をすることについて、賛成する親が多数派だが、消極的な親も決して少なくない。有害コンテンツなどの危険を指摘する声が多いのはもちろんだが、「インターネットですぐに答えがわかっても、それは勉強と言えない」といった意見が多い。

:引用終わり

 

答えを見つけて「はい、終わり。よくできたね。」っていう勉強は、勉強ではない。そこがゴールじゃない。

 

手元にネットにつながる道具がある。その道具の先に、Googleがあり、世界中で今、起こっている出来事にアクセスでき、過去の出来事を簡単に調べることができる。ここまでが、これからの時代の前提条件。

 

道具の使い方なんて、子供は放っておいても覚える。教えないと使えないのは、大人だけ。

 

いつまでも、穴埋め式の問題を解かせて優劣をつけている場合じゃない。

 

「情報」はそこらじゅうに転がっていて、手を伸ばせば簡単に手に入る。大切なことは、その情報のからしさを見抜く力であったり、いくつかの情報から自分なりの考えをまとめる力をつけることそういう考える力を身につけることに、時間配分をシフトしていく。それが本来のITの使い方であり、子供たちに必要なITリテラシーである。

 

ITというのは、人間は人間らしく、今までより考える(創造する)ことに注力できるようになる技術。

 

便利さと引換に失うもの?そんなものは無い。しいていえば、ITの使い方を間違えている大人たちが仕事を失うことくらいか。

 

子供たちは、何も失いやしない。よりクリエイティブなことに頭を使うことができるようになるだけ。素晴らしいじゃないか。

 

以上。