■目に止まった風景(愛知県犬山市)
愛知県の北西に、犬山市っていう城下町があるんですね(国宝犬山城あり)。その城下町をブラブラしてきたわけなんですけど、目に止まったのはこのパン屋さん(実は、行くのは2回目)。以前、雑誌に紹介されていたので、遠方ながらパンを食べにきたことがあったんですね。久しぶりに来たんだけど、やっぱすごいわ。
▼城下町のパン屋さん(茶蔵I's):外観
なにがすごいって、その立地が。左がタトゥー屋さんで、右がはり治療院。その間に挟まれた、昭和の匂いのする可愛らしいパン屋さん。なんか、奇跡的な組み合わせ。
▼店内
パン自体も美味しいです。今日も何個かセレクトして、店内のカフェスペースで食べてきました。手作りパンとか惣菜パンとか、そういう雰囲気のパンが多いですね。子供にもウケそうな感じ。基本的にパンは大好きなので、愛知・岐阜・三重を中心にいろいろな店を食べ歩いていますけど、こういう「街のパン屋さん」的な店は飽きないし、最終的に好きになります。なにより好きなのは、お店の人が温かいこと。パンを買いに行くと必ず「今日はこれからどちらへ行かれます?」ってきさくに声をかけてくれるオーナーのママさん(?)が登場します。こういうのって、店を好きになるキッカケになりますよね。
▼カフェスペース
店のレジ裏に、隠し扉みたいなのがあって、そこを開けると、隠れ家的なカフェスペースが出てくるんですよね。初めて中に入ったんだけど、けっこう気に入りました。落ち着くわ~。撮った写真を確認したり、雑誌を読んだりしながらまったり過ごす。
▼もうひとつの目に止まった風景
パン屋さんの話ではないですが。
犬山城に行った帰りに、近くの神社で 結婚式をやっていたみたいです。偶然、通りかかって。今日はいい天気だったから、良かったね~なんて思いながら、鯉のぼりも泳いでいたし、思わずシャターを押しちゃいました。なんか、このシーンに惹かれたっていうか。どこの誰の結婚式なのか、もちろんわかりませんけれども。ふだん私は、よそさまの結婚式になどまったく興味をいだいてはいないのですけども、なんか、このシーンに目が止まりました。私の家族にも「なんで人の結婚式を撮ってるの?」って不思議がられましたけどね。理由はよくわからないんだけど、とにかくなんか良いなって思って。
■自分らしさとは何か
最近のブログで、私がよく書いている「書いている自分が楽しければ良い」とか「自分らしさが個性であって、それが面白い」の話の続きです。自分らしさって何だろうって話なんですけどね。私の場合だと、例えばこういうことかなって思うところがあって。
今日、一日いろんなものを見たり聞いたり食べたりしてきて、そして私の目に止まったものはなんだったのか、と。そこをどう表現するかが私らしさなのかな、と。
ブログの記事になるべきネタとしては、観光名所の写真もあれば、食べたものの写真もあれば、街並であったり、まあ、いろいろあるわけですよね。。。いろいろあるんだけど、例えば、同じ景色や同じ建物を目にした時、例えば、そこにいるほとんどの人がその写真を撮って帰るだろうなっていう写真をブログにのせたりすることは、私の仕事ではないよな。。。と思うわけです。だから、まあ、のせたり、記事にしたりもしないのですけど。
ウケるかウケないか、という以前に、私は自分が人と同じ事をすることがあまり好きじゃない(基本的にひねくれ者なんですね)。それから、他の人と同じ土俵で戦いたくないっていうのもある。
目の付け所みたいなものが、個性のひとつだと思っていて。そして、それをどう見せるのか、どう表現するのか。捨てるべき材料は捨てて、見せるべきものだけを見せる、とか。
そういうふうに、コダワって作っていく過程が楽しい。他の人がどう楽しんでいるかはわからないけど、私はそうやってブログ作りを楽しんでいます。
おそらく、ブログを書いている人たちはみなさん、いろんなことを考えながら、いろんなことにコダワリを持って作っているわけで、そういう「作る楽しさ」を共有できる人との交流が楽しいよなって最近特に思いますね。
ブロガーのみなさんの、自分らしさが出まくった作品を日々眺めることができるのは本当に楽しい。いつもありがとうございます。
以上。