▼インターネットビジネス15年の変遷 - インターネットコム
この記事を眺めていると、今使っているサービスが、今使っている形態で5年、10年続いていくものではないことが、わかる。
15年前(1996年)というのは、私が初めて個人サイト(ホームページ)を立ち上げた年。そして、今でもブログをちまちま書いているという部分は変わらない仕組みであり、「変わらないもの」と「変わっていくもの」との違いについて、考えてみたくなる。個人が作るホームページ(今で言うブログ)というのは、個人が対面して思いをつづるモノであり、普遍的なものなのかもしれない。
15年前は、自分がホームページを作っても、人に伝える手段がシステムとして確立していなかったし、Googleも無かった。だから、黙っていれば、誰にも見つけられないのね。そこで、どうするかというと、検索のYahooサイトに行って自分から申請依頼をだし、Yahooはそれを人手で登録していた。いちおう、審査という形を通ったものだけがディレクトリ検索に登録される仕組みになっていた。
あの頃は、ホームページを作るにしても、HTMLをエディタで直書きしていたし、できたソースや加工した画像ファイルはFTPでアップロードするのが当たり前だった。とにかく、当時はいろんな事が手作り感たっぷりだったけど、それでも、人が見に来てくれてコメントくれて、お礼を返して、仲良くなって、っていう流れは、今のSNSのやりとりと変わらない。誰でもすぐに始められるようになったことは大きな違いだけどね。