スクラップブッキングとは、1980年代にアメリカで登場した「お気に入りの写真を飾るペーパークラフト」のこと。上の写真はその中でも、ミニブックというカテゴリのものらしい。手のひらに乗るような大きさのもの。妻が最近、いろいろ作っているので見せてもらった。
デジタルカメラで大量に撮りためたデータって、うまく利用しきれていない人っておそらく多いよね?デジタルフォトフレームに飾るか、ネット上のデジタルアルバムとしてクラウドに置いておくか。。。でも、結局、デジタルデータのままでは、撮った後ではあまり見ない。
見たくない、というわけではなく、なんとなく見るための手間を考えると、見る気が起きない。
そういう、デジタルの弱い部分を、このスクラップブッキングというのは救うんだよね。
デジタルデバイスで撮影した写真を印刷して、さらにペーパークラフトとして手づくりでパッケージすることで、とても印象に残るし、写真を失いにくくなるし、時々手にとって見たくなる。
デジタルに足りない何かに対して、「紙の良さ」「手づくり」を付加することで魅力的なモノになる、という好例だと思う。
以上。