Sakak's Gadget Blog

商店街、街並み、旅先で出会った瞬間を夢中になって撮っています。名古屋。

【ブログ論】ブログを書く時・読む時に大切にしているキモチ

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■書く時に大切にしているキモチ

ブログという「遊び」に参加するというキモチを大切にしている。「自分が作った文章や写真」と「ネット」との組み合わせで実現している「新しい遊び」だと思っている。

 

1996年頃に初めて自分の書いた記事をネットにのせた。ネットにのせたいと思うものが先にあったわけではなく「自分が作った文章や写真をネットにのせたかった」というのが先だった。

 

ネットにのせることができた時のあのワクワク感は忘れていない。人様の目に触れるような場所に、自分の作ったものを一瞬で公開できるという遊びに夢中になった。內容は後からついてきた。

 

当時に比べて、現在は「ネットにのせる」ということへの敷居は相当下がったと思う。ネットにのせることだけで、ワクワクする気持ちを感じるのは難しいのかもしれない。特に、生まれた時からネットが整備されていた若い世代の人達には。

 

ただ、頭の片隅に入れておいた方がいい。自分が作った文章や写真が、何の検閲も受けずに一瞬で世界中の人の目に触れさせることができる仕組みは、ネットの他には無いことを。

 

これは新しい遊びだと思う。遊びは楽しんだほうが良いに決まっている。楽しみ方はやってみてから考えればいい。內容は後からついてくる。

 

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■読む時に大切にしているキモチ

今日見つけた面白い記事が、明日あるとは限らない。毎日更新されていた記事が、ある日ぱたっと途絶えるかもしれない。そういう想像力を私は忘れないようにしている。
 
 
だから「面白い、続きも読みたい」と思ったブログに出会った時に、できるだけアクションをおこすようにしている。コメントを書くとか(はてなの場合だと)スターを付けるとか。
 
ブログのように、個人の誰かが作っている記事は、私の中では「一回きりの読み物」という意識でいる。だから読み手から書き手へキモチを伝えたいと思う。私自身も、そういうキモチが伝わってきたらうれしく思うし。
 
書き手と読み手の距離感が他のメディアに比べて圧倒的に近いのもブログなどのネットメディアの特徴だと思う。
 
遊びは楽しんだほうがいい。みんなで楽しもうぜっていうキモチがあれば、ブログというネットメディアはもっと面白くなる。SNSが人と人とのつなぎ方で苦戦している間に、ブログというサービスは「みんなで楽しむ」という方向へどんどん突き進んでいけば良いと思う。
 
以上。
 
追記:2012.10.13
私の記事を紹介いただきました。こちらの記事に書いてあること、私も賛同します。hate7510さんがブログを愛してやまないこと、だからこそ、大好きな人のブログを大事にしたい、という強い思いが感じられます。コメント欄は現状のブログサービスに備わるコミュニケーション手段の代表的なものであり、その使い方で書き手と読者の絆が生まれることもある一方、書き手が傷つくこともある。システムでギチギチにしてしまうのではなく、人と人とのつながりによって、誰も傷つくことのない、上手く回るブログサービスになったらイイですよね。