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【ブログ論】ブログを書くと化学反応が起きる

MontSaintMichel

■オススメのエントリ

なぜ私たちは自分の意見を主張するべきなのか - 雪見、月見、花見。 

雪見さん(id:snowy_moon)のブログを読むのが好きです。最近のなかでは、このエントリが特に好きで。何度か読み返しては、共感したり気づかされたり。こういう良質なコンテンツに触れる環境が整っていることをつくづく幸せに思うわけです。

 

このエントリの中で、雪見さんは「自分の意見を持つ、発言する(主張する)、誰かに話す、ブログを書くということがなぜ大事なのか」を図解をまじえてわかりやすく解説してくれています。

 

とくに、ブログを続けている私としては、その動機付けの話はすごく興味がありました。

 

■なぜブログを書くか

「ブログを使って”思い”をネットに公開する」という行為に対する敷居は、この10年、15年でものすごく下がったと思うんですね。だから、誰でも簡単にブログを始められるし、続けることにお金も要らないしで、それはそれで恵まれた環境にはあるわけですね。ただ、敷居が下がったために、「なぜネットで自分の思いを発信するのか?」っていう動機付けって、深く考えずに続けている人って多いと思うんですね。

 

いや、考えているかもしれないけども、その置かれている状況次第でコロコロ変わったりしていると思うのです。例えば、ブログに多くのブックマークがついたり、コメントがたくさんついたり、ほめられたりしたらテンションは上がる。楽しいからやめられないぜ、っていう動機付け。逆に、書いても書いても無反応が続いたり、コメント欄で嫌がらせやいたずらのコメントを書かれたら凹むとか。何のためのブログなんだろう?っていう迷いが生まれたり。それぞれの状況で、ブログを書くための動機付けって変わると思うのですね。続けるモチベーションが下がったりね。

 

でも、そんな時に雪見さんのエントリーを読むと、気持ちがリセットされていいかもしれません。少し俯瞰して物事を考えてみるのもいいですね。

 

■ブログを書くと化学反応が起きる

私の考えを書きます。

 

私も自分の意見や考えを主張したり、公開することはとても大事なことだと思います。「必要なこと」だとか、「やらなくてはいけないこと」だとか、そういう拘束力を含む意味ではないです。ただ、書けば何かが起きるのだと思っています。ブログを書いた人だけに何かが起きるのではなく、ネットのある場所で化学反応が起きると思うのです。雪見さんが「もらったら返す、それだけで社会は変わるのです」とおっしゃっている意味に近いです。

 

例えば、はてなブログの方が、ブログを公開しますよね。そうすると、はてなブログの世界のなかで、何かしらの化学反応が起きる。それがネット全体に波及する時もあるでしょう。ブログを書いた本人が把握できている時もあるし、想像を超えて広がっていることもあるでしょう。とにかく、ブログを公開することは、化学反応が生まれる元になる行為だと思うのです。

 

この化学反応がとても面白いと思いませんか?ブログを書く人とそれを読んだ人がコメント欄で出会ったり、誰かの書いたブログに触発されて新しいブログが生まれたり。予測できることってほとんどない。ただ、ひとつ言えるのは、ブログを書けば化学反応が起きる。かならず、何かが変化しているわけですね。

 

何人の人に読まれたか、とか、フォロワーが何人いるか、とかどうでもいいことのように思えてきませんか?量ではないんです。そんなことは気にしなくても何かが起きている。思いを通わせることができる人との出会いが1つあるだけで、1つのコメントをいただくだけで、1つの拍手(スター)をいただくだけで、とてつもなく大きな変化が起きたのだと実感できます。何も反応がないこともあるかもしれない。でも、変化が起きているんだ、という意識があれば、またブログを書く気持ちが少し変わってきませんか?

 

変化を起こす。そんなことを期待しつつ、今日もブログを書きました。

 

以上。