■コンテンツからにじみ出るもの
flickrのコメントで、モトシさん(id:motosix)に「最近写真楽しそうですよね!なんか伝わってきます★」ってコメントもらってすごく嬉しかった。たしかに楽しいんですよ。顔がにやけるくらいに。
でも、それはモトシさんの写真を最初に見た時に私が感じたことであり、それは本当にすごいなって思って。モトシさん自身の写真がすごく良いのはみなさんがご存知のとおりなんだけど、それ以上に「(彼は)写真を撮ることがきっと楽しいのだろうな」っていうことが伝わることや「被写体が好きで好きでしょうがない」っていう、被写体への愛みたいなものが見ている側に伝わることがすごいなって思った。まあ、それを伝えることができているのだから、それも写真の腕前の1つなんだろうけども。とにかく、刺激をもらった。
カメラって気持ちを伝えていくんですね。だから、好きなもの、好きな人、好きな動物、好きな食べ物、好きな服、なんでもいいから好きなものをどんどん撮れば良いんだと思います。本当に。そういう写真は、見ていてこっちまで楽しくなるもの。
言葉にしなくても、コンテンツから楽しさがにじみ出るってすごいと思う。
■先に体感すること
楽しむということを「先に体感する」ことってすごく大事なとあらためて感じる。がんばっていろいろテクニックを磨けば、いつか楽しめるようになりますよ、というのでは遅い。途中でやめてしまうかもしれない。
私が中学と高校で、部活でバスケをしていたのだけど、高校の部活では楽しかった記憶がほとんどない。仲間がいたから「いっしょに過ごしていた時間」という感じ。練習をこなす、耐えるみたいなものが先頭にたってしまって楽しむという感覚を得られなかった。
社会人になって、趣味でバスケのサークルのようなものをやっているのだけど、楽しい。やりながら、笑ったり、歓声をあげたり、好プレーに拍手をおくったりおくられたり。楽しむというのが先にあれば「もっとうまくなりたい」「体調管理をしっかりやろう」とか、そういうことは自然とできると思う。
■先に体感できるモノ
話は少し飛ぶかもしれないけれど、iPhoneがなぜここまで受け入れられているのかは「買ってすぐから楽しめるから」ってのは大きいと思う。Appleが、とか、Googleが、とか、Samsungのほうがメモリサイズが、とか、画面が、とか、そういうことって、一部の人をのぞけばどうでもよくて。けっきょくのところ、「それって楽しいの?すぐ使えるの?かわいいケースあるの?」とかそういうことなんだと思う。
すぐ使えるって大事。すぐ使えるってことは、すぐに楽しさを体感できること。私が思うに、iPhoneやiPadが、その部分で他に対して頭ひとつ抜けだしているから、だから、これだけ受けいられているのだと思う。
モノづくりにおいても、「先に体感できる」ってことをもっとフューチャーしてもいいと思う。
モトシさんが、「トイレに入ったら1枚」っていうのをやっていて、面白そうだったのでマネする。プロフィール画像もコレに替えてみた。
トイレで自分撮りする時の教訓。トイレでカメラを持って、キョロキョロしているとかなり怪しいので、さっさと撮ろう(笑)。
↓ココでflickrをやってます。
以上。