私のブログではすっかりおなじみの定光寺駅周辺の話です。じつは、あの付近に1900~1966年まで国鉄中央線(現JR中央線)が使用していた線路・トンネルがあるんです。1966年に廃線になったあと、2005年までの40年もの間、藪の中に忘れ去られていたという奇跡がおきたことで、トンネルが自然の中に同化している状態になっており、迫力のある光景を目にすることができます。
その廃線路を保存再生しようとするNPO法人が、2008年より、年に2回、一般公開をしてくれています(ふだんは立ち入り禁止です)。本日、初めて行ってきました。すごく気に入ったので、次回(来春)にまた行きたいと思いました。
▼1 定光寺駅から1.7キロ(徒歩)の区間になります。歩きやすい格好で来る必要がありますね。
▼2 藪の中にトンネルが埋もれています、シブい。
▼3 廃線後、ほったらかしの約半世紀を経てもレンガの崩落が起きておらず、レンガの外装・内装ともほぼ原形の姿のままであるというのは珍しいとのこと。
▼4 フォトスポットだらけで、なかなか足が進まない。デジイチ率も高い。
▼5 リアカーのおじさんがちょうど良いタイミングで通りかかってくれた。ちなみに「本部長」っていう名札を付けていました。保存再生委員会の偉い人かな?ご苦労様です。
▼6 秋に公開してくれるおかげで「紅葉もセットで楽しめる最高のスポット」と言ってもいいでしょう。
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▼8 廃線路の残存物が置いてあった。興味深い。保存再生委員会の方々の努力の賜物です。
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▼10 ふだんは無人駅の定光寺駅は、一般公開日だけはとてつもなく盛り上がる。こんな人だかりを定光寺駅周辺で見たのは初めて。平均年齢はかなり高めですよね。私が若手に入っちゃいそう。新聞やテレビ、ネットであまり宣伝もしていないことも関係しているかも。もったいない。
▼11 300mくらい川下のほうを見ると、例の廃墟ホテルが目と鼻の先です。
▼12 これは「定光寺」(お寺のほう)。ブログでは一度も、お寺の写真を出していなかったかも。定光寺駅から車で5分ほどの場所にあります。愛岐トンネル群を見る前に、立ち寄りました。紅葉の名所となっています(しかし私が紅葉の時期にココに来たのは今日が初めて)。
▼13 定光寺公園のいつもの謎の石像もチェック。だいぶ紅葉してきた(というか、今がピークですかね)。コレを見て帰らないと、締まりませんので。
■過去の関連記事
・定光寺 - Sakak's Gadget Blog(定光寺カテゴリーの記事をまとめて閲覧可能)
■参考記事
以上。