一眼レフを持っていると、カメラをよく託される
一眼レフを首からぶら下げて以来、「すいません、写真を撮ってもらえませんか?」と声をかけられる率が格段に上がりましたね。上手に撮ってもらえそうな気がするんですかね?私は、そうでもないんですよ(苦笑)。
依頼があれば快く引き受けますが、じつは写したあとで「もっとこういうふうに撮ってあげれば良かった」と、やや後悔することが多いです。
最近のカメラって、写した後ですぐに再生できるでしょ?だから、写した直後に判定会議をされているような、そんなプレッシャーもあったりするんですよね。まあ、ダメ出しする人はなかなかいないとは思いますが。
うまく撮れるかどうかの別れ道は、カメラの使い方というよりも、どんな写真を撮りたいか、ということの双方の確認作業、コミュニケーションの有無だと思っています。
コミュニケーションの有無で、写真の出来栄えが決まる
今日の話なんですが、私が家族といっしょにセントレアのスカイデッキでウロウロしていたら、女性の二人連れの方からコンデジを渡されました。ズームが望遠気味に設定されていたことと、逆光気味のロケーションだったので、どうしようかと少し考えたんだけど、とりあえず言われるがままに、(カメラを渡された場所で)シャッターを押しました。後から落ち着いて考えたら、手ブレはしていないと思うけど、写真としてはイマイチだった気がします。理由は、、、
- 望遠側から広角側に変えたほうが良かったのでは?人物だけがドーンと写った写真になっていて、どこの場所の写真なのかがよくわからない。望遠過ぎることが原因。私がズームの変え方がわからなくて、望遠気味のまま写してしまったことも一因としてある。
- フラッシュを強制発光したほうが良かったのではないか?(逆光だったから)
- 撮影場所を逆光になりにくい場所へ変えたほうが良かった?
- そもそも、どんな写真を望んでいるか先に聞けば良かった?(人物の全身を写す?または、人物は上半身くらいにしておき、背景にアイテムを入れる?)
後で気付いたことは、こんなところ。
私のほうにもう少し余裕があれば良かったんですよね。自分のカメラ機材で、自分のペースで写真を写す時はどうってことのないことでも、突然カメラを渡された時に気持ちに余裕がなくなっている部分はありますね。まだまだ私の修行が足りないってことなんでしょうけど。
カメラを託す人は、カメラを託される人と、よくコミュニケーションをしたほうがきっと良いことがありますよ。カメラを託す前に「どんな構図の写真にして欲しいか」等を、伝えることで写真の出来栄えがずいぶん違ってくると思う。そのためには、カメラを託す前に、一度、写して欲しい場所に自分で立って、カメラを向けて、構図の確認くらいは必要かもしれませんね。
やっぱり、コミュニケーションって大切だよな~と思った瞬間でした。次はもうちょっとうまく撮ってあげよう、コミュニケーションを取ろう、と思いました。
今日、セントレアで撮った写真です。
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■機材
- α7
- Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z
以上。