定光寺駅、定光寺公園に行ってきました。正月以来だったので、3ヶ月ぶりですね。
3ヶ月も何していたんだって話ですが、その間は、「浅野祥雲先生の石像を気が済むまで追いかけていた」からね。行きたいところはほとんど行きました。スッキリ。ちょうどそんなところで、定光寺駅がテレビに出ているのを見て、
「そうだ 定光寺、行こう。」
ってなりました。
季節も良いですしね。春に、あの定光寺駅付近がどうなっているかも見ておきたかったし。
定光寺駅
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桜とは無縁の地だと思っていましたが、意外と咲いていますね。
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お、おう。。。こんな位置に桜が。ものすごいコントラストだ。どんな場所でも桜は咲くんだよなあ。。としみじみ。
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この太い鉄骨からくる安定感、バリバリに割られた窓ガラス、圧倒的な存在感。この角度からみる「千歳楼」が一番好きだ。
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火野正平さんが番組で手紙を読んでいた階段。
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東海自然歩道入り口にも桜が咲く。なんか「ユーモラスな看板」と「桜」によって、和やかな雰囲気が一瞬感じられるかもしれませんが、場所の雰囲気は、あいかわらずの匂いと、ひんやりとした空気が合わさって、緊張度は相変わらず高めです。
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「クネクネの木」も健在。もうそんなに怖くはないけど(苦笑)。初めて見た時は腰を抜かしそうになった。
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ガラスがかなり酷い状態。今でも不法侵入する人が後を絶たないのかもしれない。自然に劣化・風化していくスピードよりも、もっと早く、壊れていく。壊している人がいる。
定光寺公園
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定光寺公園へ移動してきました。もちろん、謎の石像群たちに会うために。
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桜の奥に、(通称)ブリーフが仁王立ち。なんというか、ファニーだ。場合によっては「全裸の人が花見している」ように見えるから通報されるかも(笑)。
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(通称)信子も健在です。
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知らない人が見ると、南米の無人島?っぽく見えたり。いえ、愛知県です。
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そして今日の本題。
浅野祥雲の石像を散策していた時に、私がいつもやっていたことは「石像の背面や台座に、”浅野祥雲作”などの刻印がないか」ってこと。そんなクセがついていたので、今日も何気なく、この石像の背面や台座部分に注目してみたんですね。
すると、なんとそこに(今まで全く気づかなかった)文字が書いてある!!!草が生い茂っていたりして、気づきにくかったっていうのも理由の1つですね。あとは、どうしても石像の迫力に負けて、背面の細かいところまで目が行き届かなかったっていうのもある。
ブリーフの足元の台座に刻まれていた文字は、
「1987年5月 彫塑クラブ」
おおお!これはかなり謎の核心に迫る情報。
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(通称)吉田の台座にはこう刻まれていた。
「瀬戸彫塑クラブ 1988年」
おおお!そうだったのかー。思わず、その場でスマホで「瀬戸彫塑クラブ」を検索。的確な情報は出てこなかったが、どうやら、「ナニコレ珍百景のスタッフが取材に来た」とか、そんなことが書かれたページを発見(2012年5月23日の記事)。
おそらく、このブログ主さんが真実を知っていそう。このブログ主さんがこの石像の制作に携わった1人の可能性がありそう。
35年前ぐらいに一年に一体のペースで、瀬戸彫塑クラブで作ってた、共同制作です。
と書いてありますよね。35年前っていうのは、刻まれた年号から考えて合わないのですが、もしかしたら10年くらいの時間をかけて1体づつ作っていったとするとつじつまが合う。
いずれにしても推測できることは、このブログ主さんが「瀬戸彫塑クラブ」という組織に入っていて、そこで一年に一体のペースで共同制作をしていたってことですよね。おお、なんか一気に核心に近づいた気がしますね。なんかワクワクします。引き続き、調べていきます。
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夕方から撮影に来ていたので、まもなく日が落ちます。月が出ていました。
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別の駐車場にある「目玉の石像」も見に来たのですが、なぜか、地球儀が置かれている!かなり古い地球儀です。捨て場所に困って、ここに不法投棄か?でも、なぜこんな目立つところに?「石像」もおかしいけど、そこに地球儀を置いて帰る人も十分におかしい。
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目玉の石像の向かい側に、定光寺というお寺の入口があります。この時期、定光寺の桜はキレイらしいんですけど、駅前の廃墟ホテル⇒自然歩道⇒謎の石像群の謎解き⇒目玉の石像 という感じで巡回していると、だいたい時間切れになります。なかなか、寺まで行く時間的余裕がありませんね。それだけ定光寺付近はワンダーランドってことです。
写真盛りだくさんでお送りしました。相変わらず楽しいところなので、また遊びに来たいと思います。
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以上。