名古屋市緑区というところに、有松という町があります。味わい深い町家建築を眺めながら、散歩してきました。
桶狭間の戦い(1560年、室町時代)を知っている方も多いと思いますが、この有松町の地域がその戦の場所にあたります。
古い街並み
1784年に村が火災で全焼したらしく、現在の古い街並みはその火災以降の建物だそうです。その際、火災に備えて漆喰(しっくい)による塗籠(ぬりごめ)造とし、萱葺き(かやぶき)屋根を瓦葺(かわらぶき)に変えたそうです。今もその当時の雰囲気が残る町家が並んでいて、雰囲気の良い場所になっています。
有松・鳴海絞り
江戸時代以降ですが、この地には農作地が少なかったこともあって、新たな産業として有松・鳴海絞りが盛んになったようです。東海道沿いなので、宿場町として賑わっていたのかな?と想像していたのですが、有松・鳴海絞りを製造販売する商工業の町として賑わったそうです。
ダーシェンカ有松店
ここに来たら、ダーシェンカ有松店に立ち寄るのがオススメです。
旧絞り問屋商家“神谷半次郎邸”の蔵の中にダーシェンカ有松店が入っており、ロケーションは最高です。神谷半次郎邸の中庭もカフェスペースになっていて、焼きたてのパンと特製スープを食しながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
■関連する記事
・ダーシェンカ有松店、ダーシェンカ豊田店の記事(2012年4月)
・ダーシェンカ幸田本店の記事(2013年8月)
以上。