Sakak's Gadget Blog

商店街、街並み、旅先で出会った瞬間を夢中になって撮っています。名古屋。

【名古屋】ここが変だよ名古屋(喫茶店編)

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■名古屋の特徴は「変」なこと

突然なんですが。

名古屋って、全国的に興味を持たれていない場所だと思うんですね。名古屋に住んでいて、そういう自覚ってすごくあるんです。わりと何もないところなんですよ、普通の視点では。面白みにかけます。なんとなく生きていると。

ただ、ココ(名古屋)に生活している人があたりまえに目にしたり、当たり前に行動していることが、じつは、他県の方たちから見た時に、「それ、変じゃね?」って思うものがあるんですよ。独特な文化とか、習慣とか。

名古屋が唯一、興味を持たれる部分って、この「変だ」ってことなんじゃないかと、最近、ジワジワと気づき始めているわけです。 モトシさん(id:motosix)からも、モーニングについて「名古屋はコーヒー頼むとモーニングがついてくるって聞いたけど本当ですか?」って聞かれたりして。「本当ですよ!一日中モーニングやってる店もありますよ!」って教えてあげたらエラく喜ばれまして。こういう話は、名古屋やその近郊の人には常識なレベルなんですけど、やっぱり、東京の方とか、名古屋に全く興味を持っていなかった他県の人には「あきらかに変」なところなんですよね。一度、この「変」を全部さらけ出したら面白いかな、と思いまして、書いてみます。

 

■まずは、私の名古屋歴から

じつは、生まれてからずっと名古屋ではないんです。生まれは名古屋なんですけど、そのあと、親の転勤で国内をウロウロしていまして、名古屋に落ち着いたのは中3からです。といっても、もう30年くらいは経ってますけどね。ただ、幼少期を過ごさなかったことで、名古屋の濃い血が私の中には流れていないと感じてます。名古屋弁もしゃべりません。やっぱり、方言というのは、子供時代に暮らした時のものを、そのまま引きずりますね。

 

名古屋に長く住んでいながら、でも、自分は名古屋人になりきれていない。そんな思いがずっとしていて今に至ります。名古屋を(どこかで)客観視し続けている気がするんですね。30年も経っているのに、ですよ。不思議ですね。そんな私だからこそ、「名古屋のここが変」というのをお伝えできるかな、って思っています。だって、生まれてからずっと名古屋の人は、何が変なのかわからないですよ、きっと。

 

■名古屋のモーニングサービスの実態

茶店のメニューが「変」とか「面白い」とか「凄い」とかは、もしかしたら聞いたことがあるかもしれません。モーニングサービスのことですね。飲み物代だけを頼むと、オマケがついてくるわけですが、そのオマケが度を越しているサービスのことですね。

たしかに、モーニングサービスはほとんどの喫茶店でやっています。本当です。さらに言うと、モーニングの時間帯が終わっても、様子がおかしいです。飲み物だけでなかなか帰してくれない。モーニングサービスが終わっても、飲み物に付随して、ミニケーキとかゼリーとか。最低でも、柿ピーとかアラレですね。ひどいところになると、茶碗蒸しとか、お菓子の詰め合わせをばらしたやつとか、メロンパンとかうどんとか。

モーニングをフルタイムで実施している店もありますね。「モーニングをPM5時までやっています!」とか本気で見たことがあります。

モーニングサービス-Wikipedia

このWikipediaの記事が、けっこうしっかり説明してありました。写真がついている、岡崎市うどん屋のモーニングとかおかしいよね。コーヒーを頼んだら「うどん+天むす+わらびもち」がついてくるらしいですよ。

なんでこんなことになっているのか?っていう話を次の章で書きます。

↓これは、私が行ったモーニングの一例です。

▼1 滝カフェ きらら ⇒過去記事:滝の見えるカフェ~きらら(愛知)~/SakakIMG_8926

▼2 MINI CAFE
Morning

▼3 星乃珈琲
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▼4 ZARAME ⇒過去記事:名古屋モーニング事情 Part4 - Sakak
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■名古屋の人は週末に家族で喫茶店に行く

名古屋の人にとって、喫茶店って、特別な場所みたいなんですよ。

私には理解できないし、やったことはないのですが、昔から名古屋の人は、「週末は家族で喫茶店で朝食」っていう習慣があるようです。私の友人の何人かが、証言していましたので本当です。

家族で喫茶店で朝食をとる人は多いのでしょうか? - Yahoo!知恵袋

たしかに、名古屋の(過剰な)モーニングサービスの内容を見ていると、お母さんが朝ごはんを作るのを休んで、店に食べに行ったほうがいいんじゃないか?という気も少ししてきますが。お得であることは違いないですからね。

なんとなくですが、喫茶店という位置づけが、他県とはちょっと違いますよね?すごく、生活に根付いている感じがします。「コーヒーを飲むために休憩する場所」という域を超えているみたいです。

 

■名古屋の人は喫茶店で食事をする

位置づけが違うという話でいえば、喫茶店の使い方として、名古屋の人は「喫茶」というよりも「喫茶もあるけど食事もね」っていう位置づけで考えているようです。実際、喫茶店において、名古屋の人は、喫茶店で、こういうイタリアンスパとかあんかけスパとか、バクバク食べてます。

⇒参考記事:名古屋メシの隠れ定番!鉄板スパゲティ All About

Italian_Spaghetti

 

■結論

名古屋の人にとっては、茶店が既に喫茶店という枠を超えているってことですね。レストランにもなるし、家族の団欒(だんらん)の場所にもなる、と。

でも、他県から来た人は、そんなことわかりませんからね。そこは、かなり変だとは思います。

名古屋に来ればわかりますが、こういう理由からか、とにかく茶店の数がハンパなく多いです。どんだけ喫茶店が好きだよっていうくらい、多い。子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなが利用しています。そんな場所です。

コメダはたしかに代表格で、シンボリックな存在ではあるんですが、コメダなんかに行かなくても、もう、いくらでも喫茶店があるんですよ。だから私はコメダってほとんど行ったことがなくて、いろんな喫茶店を渡り歩いて、散策しているんですね。特にモーニングの特徴がある店って、興味があるので、新しい店を発掘するのをライフワークにしています。

まずは、第一弾として、ここが変だよ名古屋、喫茶店編でした。

茶店編の他にも、名古屋の変なところを紹介していこうかなあ、、と妄想しております。みなさんの反応を見ながら考えますので、感想やリクエストなど、お待ちしております!

 

以上です。

■参考

食べものブログもやってますので良かったらどうぞ。

【Cafe】名古屋モーニング事情

【Cafe】名古屋モーニング事情 Part2

【Cafe】名古屋モーニング事情 Part3

【Cafe】名古屋モーニング事情 Part4