名古屋(愛知県)から岐阜県を通り越して滋賀県まで、パンを食べに遠征した。パンオタクなので。名古屋からけっして近くはないですよ。高速道路を使っても、往復で3時間くらいかかってますからね。
「ジュブリルタン」とはフランス語で「時間を忘れる」だそう。たしかにこの店にいると、あっという間に時間が過ぎる。すごく居心地のいい場所。
場所なんですよ。パンの味もさることながら、そのパンをあの場所で食べたい、と思うんですよ。そう思わせる店の魅力って、すごくないですか?
そこそこおいしいパンを売っている店は都会に行けばたくさんある。だけど、パンの味が美味しいだけじゃなくて、とてつもなく魅力的な店があるんですよ。
で、そういう店に限ってけっこう田舎にあるので、遠くて不便だったりするんですよ。グルマンヴィタル(岐阜県垂井町)とか、モクモク手作りファーム(三重県伊賀町)とか。PAINDUCE(愛知県安城市)、ポンレヴェック(愛知県蟹江町)もそうだね。
遠くても、苦労してでも行きたい、食べたいと思う場所がある。そういう店というのは、パンの味へのコダワリだけでなく、店のトータルコーディネートが完璧だってことですよね。接客、食事のメニュー、店の外装・内装、インテリアなどなど。「おもてなし」っていうことなんだと思うんですよ。
ホテルとか、ディズニーランドとか、ああいうものが目指しているものと、方向としては同じなんだと思います。
どうしたら来てくれたお客さんが喜ぶか、ということを徹底的に考えて、こだわって、その結果が他店を圧倒する「魅力」につながっているんだろうな、って思ってます。
クラブハリエ・ジュブリルタンについては、こちらの別ブログ(食べる専用)にも書いてますので、興味がある方はどうぞ。
▼1 クーゲルバーム
バームクーヘンと言えば、クラブハリエ。このパンが目に入らないわけがない。購入。見た目はバクダンっぽい。
▼2 フレンチトースト
最近、フレンチトーストにハマっていて、いろんな店で食べ比べ中。この丁寧な仕事はハンパない。めちゃくちゃ美味い。
▼3 ジュブリのモーニングプレート
これにセットのパン(下記5番の写真)はおかわり可能。素晴らしいサービス。
▼4 モーニングプレートに付いてくるパン
最初の一盛は食事パン。おかわりは甘い系のパン。おかわり自由のパンに、こうやってバリエーションをもたせてくれる店って、多くないよ。
せっかく滋賀まで来たので、帰りに長浜に立ち寄る。
▼5 長浜御坊表参道
黒に赤い傘の色が映えるね。
▼6 長浜御坊表参道
▼7 大通寺
近くで見ると、かなり立派なお寺さん。修繕中らしい。
▼8 長浜煎餅堂
ここで、食べ歩き用の煎餅を買う。甘いものの後に辛いものを食べたくなる法則。
▼9 長浜大手門通り
ここを通るたびに、写真を撮っていた。この同じロケーションの写真がカメラに何枚もある(笑)。好きな場所。
▼10 長浜大手門通り
人力車に乗っていたのはなんと子供2人組?ぜいたく。
▼11 長浜北国街道
こんな道が続くんだ。歩いているだけで、けっこう楽しい。そういえばガラス細工をあまり見ていない。せっかく、黒壁スクエアまで来たのに。次回のお楽しみ。
▼12 長浜 文泉堂
コダワリの本屋さん。奥に、お店の子供?が勉強中の絵。この構図は好き。
以上。