京都の夏の風物詩、北野天満宮の「御手洗川足つけ燈明神事」と「七夕ライトアップ」に行ってきました。水面に揺れる無数の燈明、夜空に映える朱色の楼門、そして無病息災を願う人々の熱気。昼間とはまったく違う、神秘的な夜の北野天満宮をご紹介します。
七夕ライトアップ
ライトアップされた本殿の回廊には、七夕の笹飾りが色鮮やかに揺れ、参道には提灯が一直線に並んで光の道を形づくっています。思わず立ち止まり、その美しさに見入ってしまいました。(天気が良かったこの時までは・・・)
突然の雨と雨上がり
参拝の途中、突然の激しい雨。濡れた石畳は灯りを受けて艶やかに輝き、境内は一層幻想的な雰囲気に包まれました。
やがて雨が上がると、清らかな空気が境内を満たします。提灯の光が濡れた石畳に反射し、しっとりとした奥ゆかしさを漂わせていました。まさに雨がもたらした特別な夜の表情です。
御手洗川足つけ燈明神事
御手洗川では、参拝者が冷たい川に足を浸し、手にした燈明を捧げて無病息災を祈ります。水面に揺らぐ光は、神聖な祈りの場を幻想的に彩っていました。
靴も靴下も脱いで水に足をつける瞬間は、日常から離れた特別な体験で、とても心に残りました。
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北野天満宮の「御手洗川足つけ燈明神事」と「七夕ライトアップ」は、夏の夜に涼やかで幻想的な時間を過ごせる素晴らしい行事です。普段は見ることのない夜の境内や、古くから続く神事の神秘さに触れ、心が洗われるようなひとときでした。また訪れたいと思います。
撮影
iPhone 15 Pro Max
今週のお題「これに影響を受けました!」
私が挙げるのは、京都・北野天満宮の「足つけ燈明神事」と「七夕ライトアップ」です。
幻想的な光に包まれた夜、無病息災を願う人々の姿に触れ、日常のささやかな幸せと健康の尊さを改めて感じました。あの光景は、忙しい日々の中で感謝の気持ちを思い出させてくれる、かけがえのない宝物です。
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以上。