今日は、オールドレンズを1本持って五色園に出かけた。
このくらいの大きさのボディとレンズなら、仕事カバンに放り込んでおいても邪魔にならない。
NEX-5N+MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm f1.4
仕事を超特急で仕上げて、約1年ぶりの五色園に向かった。
五色園とは
五色園とは、愛知県日進市にある「日本で唯一の宗教公園」と呼ばれている公園。浅野祥雲というコンクリート造形師の作品がジオラマ形式で展示されている。展示というと、ルート案内、展示物案内とか、そういう説明がありそうだが、基本的になし。森の中を探しながら歩いて行くイメージ。ハイキング的な。宝探し的な。
この本「コンクリート魂」に写真をまじえた紹介や園内の詳しいマップがあるので、本格的に五色園を探索したい人はお買い求めいただければよろしいかと思います。この本の表紙には、私が熱海城のコンクリート像(十二神将)を撮った写真を使っていただきました。
五色園をどう撮るか
今日のカメラ、レンズはNEX-5N(APS-C)での50mmですので換算75mmになっています。コンクリ像を全部入れようとしても難しいレンズ。そういう制約がむしろ良かったかもしれないな、って帰ってから写真を見て思いましたね。
28mmとか35mmくらいの焦点距離・画角で被写体に向かうと、おそらくコンクリート像全体が写るように撮っちゃうんですね。「コンクリート像のブロマイドか!」ってくらい、コンクリート像ポートレイト写真を量産しちゃう。
それも悪くはないんですけど、だんだん飽きます。
じゃあ、どう撮るかっていう話なんですけどね。
この五色園の魅力って何だろうってあらためて考えると、コンクリート像だけではないと私は思っているんです。
コンクリート像を取り囲んでいるロケーションの魅力です。
しかも、案内があってないようなものなので、突然、森の中から誰かが(コンクリート像が)こちらを見ているというサプライズの連続。
「え?こんなところに?」っていう面白おかしい(ちょっと怖い)現場の雰囲気を写真に出せたら良いなって思って撮ってました。
五色園の楽しみ方は1つではないな、とあらためて思いましたね。フォトジェニックな場面に出会うことも多いので、写真を撮るのが好きな人にはけっこう良いと思うんですよ。
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以上。