前日のはてなブログ飲み会の席で、イチローさん(id:ichiro_s)に「ケイスケさん、シブい商店街が好きなら、六角橋商店街へ行くべきですよ!」という言葉をかけていただいたので、翌日さっそく行ってきました。
東横線白楽駅
「白楽という駅が最寄り」という程度の薄い知識のまま、乗換案内アプリを頼りに白楽駅に到着。
・駅前の様子
学生の方が多いようでしたね。神奈川大学が最寄りって書いてありましたけど他にも女子高生がけっこういました。学校が近くにあるかな?
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ここからいよいよ、六角橋商店街です。
六角橋商店街は、大通り(表通り)と仲見世通り(裏通り、アーケードのある路地)の2部構成になっていました。 順に紹介していきます。アーケード付きの仲見世通りが本当に渋くて最高にカッコイイです。
六角橋商店街~大通り~
ごちゃごちゃしている商店街の雰囲気から、私のテンションが徐々に上がりはじめる。こういうごちゃごちゃなところ、大好きです。
・ジュータンの店の看板
手書きロゴがとにかく目を引く。
気になったので、シャッターが開いてからもう一度見に行った。やっぱり店内も手書きロゴだらけだった。すごい。
・商店街の看板デザイン
写真中央のこのデザインは、地元の学生かなにかにお願いしたんでしょうか。商店街のメインの看板デザインのようです(他の出入り口にも同じデザインの看板あり)。子供向けの童話風な印象です。なかなか良い感じです。
隣のナマズの絵も気になりますね。ペットショップ(水魚園)さんでした。
・個性的な名前
なかなかインパクトありますね。色もピンクだし。
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六角橋商店街~仲見世通り~
ここから、私イチオシの仲見世通りです。
・入り口
知らない人なら、うっかり通りすぎてしまうほどに狭い。路地裏の異空間へ通じる入り口。
・有名な洋食屋さん
この「キッチン友」という洋食屋さんですけど、孤独のグルメSeason2に登場したらしいですよ(公式サイトのこちらの記事参照)。営業時間が12時からということで、ちょっと時間的に無理だったので今回は入りませんでしたがいつか行ってみたい。
・個性あふれるマーケット
ここから先は、マーケットエリア(ここから先がとにかくすごい)。
こんな狭い空間に個性あふれるお店がしっかり営業していました。私の目には、どの店も光り輝いて見えました。
・店の看板に注目
店ごとの看板にもオリジナリティーがあって、これがまたシブい。
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食べくら横丁
私が商店街を訪れたのは、このイベントの真っ最中でした。ラッキーとしか言いようが無い。もちろん、食べ比べしてきました。
商店街に属する飲食店が、500円以内というメニューで、イベントスペースで食事を提供するというものでした。ステキすぎ。
・小籠包とタピオカミルクティー/六角橋焼小籠包
・ケバブ/しぇきゃむ けばぶ
その他、キッシュ/Andy Cafeも食べました。キッシュの他にビーフシチューも美味しそうだった。Andy Cafeさんが、一番の行列ができてました。
というか、なんか私、完全にこの六角橋商店街を気に入ってしまいました。もう神奈川県に移住したくなるほどですよ。
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商店街マップ
出典:ふれあいの街・六角橋商店街(公式サイト)
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ふれあいの街・六角橋商店街に行ってみての感想
- 「細い路地」と「アーケード」のある昔ながらのスタイルの商店街は、非常に珍しいと思います。私が過去にいった中では、門司港(福岡)の中央市場くらいです(過去記事はこちら)。ただし、門司港の中央市場はシャッターを降ろした店も多数あって決して元気があるとは言いがたい状態に見えました。それに比べて、この六角橋商店街は、現在もきちんと機能しており(賑わっており)、私はいまだかつてこんな商店街を見たことがないです。感動しました。
- とにかく、商店街が元気なことが印象的でした。商店街事務所が常設しており、アーケードが壊れている場所などなかったように見えました。保守がきちんと行われているんだと思います。防犯カメラも出入り口に備え付けられていました。行政からもお金がきちんと下りてきているのだなあ、と感心しました。地方では消えていく(消えそうな)商店街が大多数であり、そんなかでこの商店街は一つの成功事例というかモデルケースになりえるんだろうな、と思います。私が知らないだけで、きっと他県の担当者などが視察に来たりしているんでしょうね。さすが神奈川県だなあと思います。そういうところが地方とは決定的に違う。
- こんなステキな商店街を、さらりと紹介してくれた仲間に感謝したいと思います。イチローさんありがとうございました。ドッキリヤミ市場という、夜のフリーマーケットが開催されているようなので、次は夜に行ってみたいと思います。神奈川県がより大好きになりました。
以上。