■ヴィレッジヴァンガードの本店の話
前回の名古屋特集記事で、ヴィレヴァンの話題にふれて、みなさんからのコメントをいろいろいただきました。ありがとうございます。みなさんの街のヴィレヴァンの様子を知れてうれしかったです。今日は、私の街のヴィレヴァンという感じで、名古屋のヴィレヴァンの写真を少しのせておきます。
▼1 ヴィレッジヴァンガード本店(名古屋市天白区)
ここが、1986年に創業者であり、現社長の菊池氏が開店した1号店です。私にとってもこの店がすごく馴染みの店なんです。おそらく、学生の頃に一番立ち寄った店なので。看板のロゴが、他店のものと違いますよね。想像ですが、おそらく、開店当時のまま、ではないでしょうか。
▼2 ヴィレッジヴァンガード本店 道路沿いの看板
道路に面した看板も、このとおり。非常に地味です。「BOOK HOUSE」としか書いていない。車で走っていても、うっかり通りすぎてしまうような感じです。たぶん、こういう店構えから店を始めたということを、残しておきたいんじゃないかな。私はそういう意図があるのではないかと感じています。この看板も、店構えも、カッコイイと思います。
▼3 ヴィレッジヴァンガード イースト(愛知県長久手市)
Yottanさん(id:Yottan)とも、ついコメント欄で盛り上がってしまった長久手のヴィレヴァン。ここもよくお世話になりました。この店は今も、もちろん健在です!
■ヴィレッジヴァンガードのニュース記事の話
▼「遊べる本屋」ヴィレッジヴァンガード、アダルト系商品撤去の真相(メンズサイゾー) - 経済 - livedoor ニュース
少し古い記事ですいません。2011年2月のものです。当時も、私はこの件についてブログかTwitterで書いたように思う。
私が注目したのは、ヴィレヴァンの担当者のコメントのこの部分。
大型ショッピングセンターなどへの出店が増えたことにより、家族連れや子どもさんに来店していただく機会が増えました。弊社はお客様に安心・安全に買い物していただくという点を重視していますから、ファミリーが目にして不快になるような商品は撤去するという決定に至りました
その後、どうなったか、詳しくはわからない。ただ、これが世間の流れだし、この方針が覆ることもなく今に至っているのだと思う。
エロかエロじゃないか、有害か有害ではないか。とにかく怪しいものはすべて排除という流れについても違和感を感じるのはあります。ヴィレヴァンの良さって何でしたっけ?ってことです。キレイなものから汚いものまで、何でもあるよね?っていう「ごちゃごちゃ感」が魅力の1つだった。そこが「ただの本屋じゃない」というヴィレヴァンの魅力だし。「子どもさんに見せたくないものは排除しました」って説明されて「はいわかりました」とは言いたくない気持ちが私にあるのは事実です。ただ、残念の一言です。
まあ、そういう流れが世間一般にあるのは、わかる。わかるよ。
ただ、それだけじゃなくて、そもそも、ヴィレヴァンという会社が、大型ショッピングセンターに出店するという経営判断をしたところから、こういう問題はつながっていくんだよなと思う。世間の流れだけじゃなくて、ヴィレヴァン自身も、会社を大きくすることを求めていく結果どうなるかは、当然、想像していたはずだから。
今でも、ヴィレヴァンは路面店が好きです。イオンとか、そういうショッピングモールの店よりも。他県はどうなんでしょうか?名古屋には、路面店が今でもたくさんありますよ。ヴィレヴァンの路面店については「◯◯店は閉店しました」とかほとんど聞いたことがないんですよね。地元の支持率の高さを表していると思います。
以上。
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