今週のお題「ゴールデンウィーク2016」ということで、GWに岐阜県の多治見を訪れた時の記事です。本町オリベストリートを撮りたくて、出かけました。
今日のメニュー
使っていたレンズ
NOKTON classic 35mm F1.4 MCです。小さく軽く明るいレンズで、かつ、好きな焦点距離のレンズをみつけてしまうと他のレンズを持ち出す気がおきなくなりますね。
レンズを1本に決めることでレンズ交換というアクションが不要になるので、結果的に撮ることに集中できる。あたりまえなんですけど、やってみると自分には効果ありでした。
本町オリベストリートを歩く
岐阜県多治見市の本町には、明治初期から昭和初期にかけて建てられた商家や蔵が残っています。長さ約400mの通りのことを、本町オリベ(織部)ストリートと呼んでいます。
オリベというのは、美濃焼きのひとつである「織部焼」から来ている名前ですね。深い緑色が印象的な焼き物です。通りを歩いていると、ステキな「織部焼・志野焼」の陶磁器を見かけます。陶磁器に詳しくない私でも、見ていると興味がわいてきます。
被写体には困らない場所でした。写真を撮り歩くのが楽しくなるところです。
骨董品などを扱っている店、三角屋。入りたかったのですが今日は休みでした。残念!
陶磁器だけでなく、女子向けの服屋さんなどもありました。
使い込んだ感じがしっかり残ったシブい建物も見かけました。
美濃陶芸の店「井筒」
このお店、良かったです。築100年以上経っているそう。数年前まで問屋兼個人宅だったそうですけど「雨漏り」とか「風通しが良すぎる」とかいろいろあって、現在は陶磁器販売のお店にしているそうですよ。家屋がすごく良くて、それだけで興味がわきます。織部の小皿をいくつか買って帰りました。
2階にも上がれるようになっていました。
ARTIGIANOで、パンモーニングを食べる
ARTIGIANO(アルティジャーノ)というパン屋さんに寄りました。飲み物に300円プラスでパンバイキングになっています。以前、テレビや雑誌で見かけたことがあり、覚えていました。(多治見にこの店があることは忘れていましたが)
パンがけっこう美味しいです。飲み物は「織部ブレンド」がオススメです。なぜかというと、この飲み物だけが、器が織部焼になっているからです。せっかくなので織部焼の器で飲みたいですよね。
この下の写真の右側の建物が、ARTIGIANOです。
岐阜県現代陶芸美術館でアール・ヌーヴォーの装飾磁器展を鑑賞する
セラミックパークMINOという施設の中にある岐阜現代陶芸美術館に初めて行きました。展示作品(アール・ヌーヴォー)も良かったんですけど、なによりこのセラミックパークMINOという施設がすごくクールでカッコ良いデザインだったんです。
この写真は、駐車場から美術館のほうへ移動する通路なんですけど、天井に陶片が埋め込まれており、見て楽しめる要素がいろいろありました。オススメの施設です。
ギャルリももぐさ(百草)で、ランチを食べる
陶芸家の安藤政信氏が、奥様の衣服作家・安藤明子氏とともに作り上げたギャルリももぐさ。あるネットの記事からこの場所にたどり着き、立ち寄りました。
ギャルリももぐさの建物は、名古屋市鳴海から100年前の民家を移築したそうです。細部までのコダワリが想像できます。
美術・工芸品のギャラリー、衣服の販売、カフェなどの機能があり。
・ももぐさカフェ
美味しくいただけました。友達同士や家族といっしょにのんびり過ごしたい場所です。
岐阜県多治見の良いところをいろいろ見つけてしまいました。自分の住まいから、それほど遠くないのに今まで気づかなかったことをやや後悔です。これから多治見方面のことも少し調べてみようと思いました。
関連するサイト
・まちあるき観光マップ - 多治見本町オリベストリート(マップが見やすい)
・岐阜県現代陶芸美術館(公式サイト)
・ギャルリももぐさ(公式サイト)
以上。