今週のお題「ゴールデンウィーク2016」ということで、GWに岐阜に出かけできた時の話を書きます。前回の記事が表の顔だとすれば、こちらは裏の顔、ディープサイド。
この湿っぽくて艶っぽい感じがたまらない。繊維問屋街のアーケードは、ちょっと鳥肌が立つほどカッコ良いと個人的には思っています。問屋街で働く人との会話もできて、楽しい散策ができました。
柳ヶ瀬商店街
ざっくりしたマップは、こちらが見やすいです。商店街をグルグル回っていると、しぜんとこれらの位置関係が頭に入ってきます。
柳ヶ瀬商店街と一口にいっても、とにかく広くて、かつ、通りごとに個性が強いんです。場所によってアーケードの雰囲気がずいぶん違う。そこが魅力の一つ。
◇
柳ヶ瀬本通り(フローレンス柳ヶ瀬)への入り口の写真なんですが、この5体のイタリア彫刻はシルエットで撮ったほうがカッコ良くなることに気づきました。お試しあれ。
クッキーって・・・これあかんやつや・・・(笑)。
このアーケードのデザインがたまりません。かつて、この地が華やかだったことを想像できます。
繊維問屋街
JR岐阜駅のすぐ北側に繊維問屋街があります。ここも好きなところ。この日はGWとはいえ平日扱いだったので問屋さんたちが通常営業していました(前回の訪問時は日曜でしたのでお休みでした)。
このアーケードの「うねり」がたまらない。せと銀座通り商店街も、アーケード改修前がこのテイストだった。この「うねり」と、この「アーケードの質感」がすごく好き。
アーケード内で問屋さんをやっている方に声をかけていただいた。「良い写真、撮れましたか?」「こんな古いアーケードのところで、撮るものありますか??」とか。
いやいや、これが良いんですよ、こんな素晴らしいものは他にあまりないですよ、と。
私が九州とか広島とか横浜とか、他の土地で見たアーケード商店街の話をさせていただいた。
◇
そこで働き、暮らす人の目線と、写真を撮るために訪れる私の目線は違って当然ですね。個人的なワガママを言わせてもらえば、このアーケード商店街は景観保存地区のようなものに認定してほしいなあ、と思うのですよ。壊して作りなおすのはとてももったいない、と。
まあ、あくまでも、ただ写真を撮ることしかやっていない私のワガママですけどね。
正直に言うと、そこで働く人たちの邪魔をしていないかとの心配もあり、カメラ片手におそるおそる問屋街を歩いていました。そんな中で、問屋のご主人に声をかけていただいたことで、少し安心できました。人とつながることの心地よさをあらためて実感した瞬間でした。
関連する記事
柳ケ瀬商店街(弥生町)内のやながせ倉庫を紹介しています。
・2015年5月に訪れた時の繊維問屋街の記事です。
使っていたカメラとレンズ
- α7 フォクトレンダー
- NOKTON classic 35mm F1.4 MC
以上。