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【時事】与えられたものを返すという考え方~ベビーカー問題~

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電車内のベビーカー利用に賛否両論 啓発ポスター引き金(朝日新聞)

ベビーカーが載せているのは「マナー」ではない:日経ビジネスオンライン

 

私には未就学児がいて、つい数年前までベビーカーを使っていたこともあり、身近な話題だった。

 

ただし、正直なところ、論点がよくわからない。というか、なぜここまで盛り上がるのか、ピンときてない部分があり、しばらく放置していた。この話題が(世間が)少し落ち着いてきたところで、私の考えを少しだけ書こうと思う。

 

私は、自分に子供ができてはじめて芽生えたある2つの考え方がある。

 

一つ目の考え方。

 

妻が身重の時、子どもといっしょに電車に乗っている時、席を譲ってくださる人が何人もいて、そういう現場に居合わせるたびに、本当に温かい気持ち(感謝の気持ち)になった。そして、いつか、自分も与えてもらったものを返そうと考えるようになった。理屈ではなく、そう感じたのだ。

 

与えられたものを返す。そうやって、優しさや思いやりがつながっていく。とてもシンプルなことだけど、とても大事なことで、それが続く限り、(世の中は)大きく間違った方向にいかないのではないか?とさえ思う。それで十分なんじゃないか、と思う。

  

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そして、それと同時に私の中で芽生えたもう一つの考え方。

 

それは、「(優しさを)与えられた人が(優しさを)与える人になる」という「優しさリレー」に直接関わっていない人に対して、子供を持つ親は謙虚であるべきだ、と。「子供が小さいから、だから当然保護されるべきだ」というような(子供を持つ親の目線から一方的に見た)傲慢な考え方は一番キライ。

 

私は未就学児の子供を持つ親の立場だからこそ、ここは言っておきたい。

 

優しさはとにかく、ありがたく受け止めつつも、公共の場で、人に迷惑をかけないようにする、というのは、みな同じ条件で守るべきだと思う。子供をベビーカーに乗せて移動してようが、電車の中では折りたたむべきだし、どうしても折りたためないのであれば、空いている時間に乗るのが常識だと考えるから。

 

子供のことが嫌いな人も世の中にはたくさんいる。食事中、病院の待合室で子供の大声でイライラする人もいる。私もそういう時だって、過去にいくらでもあった(子供ができる前)。子供を持つ親は、そういう人がいるという想像力を常にはたらかせることが必要。そして、謙虚であること。

 

今回のベビーカーの問題は、きっと答えなんかない。根本的な問題は(マナーの問題ではなく)人口が都市部と地方で二極化していて、電車が混みすぎていることや、同じ時間に出勤することを良しとする大昔から変わらない会社の制度の問題や、なんか、そういうことなんだろう。おそらく、(あまり混んでいない)地方の電車で、こういうベビーカーの問題って起きづらいのだろう。

 

ネットという場があるから、ここまで盛り上がった、というのもある。ネットは本音と建前が交錯する場だから。

 

だから、今回のベビーカー問題自体は、それほど興味がないし面白くない。

 

ただ、あらためて「子供を持つ親は(それ以外の人たちに対して)謙虚であるべきだ」ということを自分自身は再確認した。

 

以上。