Sakak's Gadget Blog

商店街、街並み、旅先で出会った瞬間を夢中になって撮っています。名古屋。

【ブログ論】自分で考え、自分で答える

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■自分で考え、自分で答える、それがブロガー

▼ザ・インタビューズ - 聞かれるなら答えます

「ザ・インタビューズ」とはソーシャルサービスの1つ。無料のユーザ登録をすると、誰かにインタビューされる、そしてそのインタビューに答える。でも、誰にインタビューされたかはわからない。そういうサービス。「インタビューに答えている自分を見てね!」っていうサービスなんだと私は理解してます。

 

はっきり覚えていないけど1年くらい前(?)にこのサービスを知ったと思います。ブログをやりつつ、プラスアルファの遊びとして使うのは面白いかな?と一瞬、思ったものの、次の2つの考えで、やめました。

 

【1】私のような、無名な素人ブロガーにインタビューしたいやつなどいない。私がインタビューに答えている姿を見たい人もいないでしょう、と思ったので。

【2】ネットに出す自分の言葉、自分の文章は、誰かに引き出してもらうものではなく、自分で出したいものだけを出したいから

 

【1】については読んでいただいたとおりです。【2】について、少し補足しますね。

 

この「ザ・インタビューズ」というサービスを見て、最初に考えたことは「インタビュー機能をブログとセットで使うと面白いかな」ってことです。例えば「次にどんな記事を読みたいんですか?どんな内容を書いて欲しいですか?」とか。まあ、リクエストを受け付けるってことですね。あとは、質問を受付たり。

 

でも、少し考えて「それは違うな」って思うわけですよ。それをやっちゃ、おしまいだな、と。

 

なぜか。

 

それは、ブログって、けっきょくのところ、自分で自分にインタビューを出して、自分でそのインタビューに答えていくものだと思うんです。誰かに引き出してもらうものではなくて。そういう手間をかけて作るものが、ブログなんだと私は思っているので。

 

ブログのネタを考えるのって、けっこう大変じゃないですか。そこそこの内容なら、何だって書けるんだけど、それなりに気合を入れて書きたいと思ったら、何でもよくない。どんなネタを選ぶのか、ってところから、すでに戦いが始まっている部分がありますよね?

 

そういうなかで、「自分を誰かに引き出してもらう・誰かを頼りにしてしまう」、そういうことを始めたら、きっとそれは楽なんだけど、結果的に自分がやりたいことから、どんどん遠ざかっていくような気がするんです。

 

そんなことを考えたので「ザ・インタビューズ」というサービスは手を出しませんでした。

 

このサービスを使っている方が、はてなブログにもいらっしゃると思いますが、気を悪くしたらごめんなさい。サービス自体の問題ではないです。単純に「ブログとセットで使おう」と私が考えたけどダメだった、ってだけです。上手に使っている方もいらっしゃると思いますので、そこは誤解のないようにお願いします。

 

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 ■ブログの魅力、その人自身の魅力

ブログというのは、けっきょく、自分と自分との戦いだと思います。誰かが関与する隙間はないと思う。だから、良いブログ、人気のあるブログを書く人は、それだけ自分をすごく見ているし、自分を客観視できているし、自分をコントロールできていると思う。見せ方がうまい。

 

そして、そういう力というのは、ネット上で簡単に手に入るものでもないし、たくさんのブログを書いたり、見たりしたからといって、身につくものではないと思ってます。

 

(自分にとっての)「魅力のある人」=「魅力のあるブログ」になるんだと思います。その人の生き様みたいなものがブログという形になって出ているだけなんですよね。そのブログをちゃんと読めば、そのオーラみたいなものを感じ取れる。だから、リピーターになって、また、そのブログに見に行く。その「人」に惹かれているから、です。

 

ブログというのは「自分と向き合うもの」っていうことは、時々思い出して使って行きたいです。自分のことを書きながら、自分のことをみつけていく作業。それがまた、ブログを作る楽しみの1つでもあるんですよ。

 

そういうわけで、ブログを書く時は、私はわりと内向きな感じでずーっと書いてるんですね。だからこそ、書いた後に、スターやコメントで、温かいリアクションがあると、すごくホッとするのですよ。

 

読んでくれているみなさん、本当にいつもありがとうございます!

 

以上。