自分を変えるために
この為末氏のツイートが、私の中でヒットした。
今までの場所で、今までの人達と会いながら、今までの自分ではない存在になろうとする事はとても難しい。
— 為末 大 (@daijapan) March 15, 2013
私は(同窓生を中心とした)既存の仲間で作られたFacebookから抜け出した。私のことなど誰も知らない場所で、ブログを書いたりツイートしたりしたかった。なぜそういう方向へ私の気持ちが向かうのかを、このツイートがうまく言い表している気がした。
今までの場所で、今までの人達と会いながら、自分を変えようとしても難しい。それよりも、自分のことを知らない人のいる場所で、新たな人と出会い、そこで何かを感じたいと思う。そういう環境が、自分に刺激を与え、自分自身を変えてくれると私が知っているからだと思う。ホームページやブログを続けていくことで、学んだことだ。
■自分探しの旅とは?
私自身は「自分探しの旅」という言葉の意味がよくわからない。旅に出たとしても、自分の力だけで自分のことだけを考え続けていたら、旅に出ようが家にいようが、自分にとって特別な何かを見つけることなどできないと思うから。
ただ、旅先で、いつもとは違う人と出会い、言葉を交わし、気持ちが通じた時に、自分自身が変われることはあると思う。
「自分探しの旅」という言葉を使う人は何を探しているのだろうか?「自分を見つめなおす」的な意味で使っているのだとしたら、ちょっともったいないと思う。それよりも「自分を変えていく」ということを期待した旅だとしたら、それはあるかもしれない。もちろん、旅に出なくても、自分が身を置く環境を変えることで、自分を変えるチャンスはあると思うけど。
ブログを続けること
人が自らの意志でできることは、自分を変えていくことしかないのだと思う。そして、自分を変えていくためには、自らを新しい環境におき、そこで出会う人とのやりとりの中で刺激をもらうことが、もっとも近道なのだと思う。
ブログについて言えば、一つ一つの記事で、具体的に得るものを求めることは難しいと思う。ただ、どんなことをモチベーションにしてもいいから、続けていくことで、自分自身が変わっていけると思っている。そういう効果は期待している。
自分自身が自ら、今までとは違う環境に身を置いて、そこで生き続けること。そこから得られるものの大きさは、リアルな社会でもネットでも同じなのだと思う。
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以上。