一度、Eye-Fiを使い始めると、デジタルカメラがネットワークにつながっていないことが不自然に思えてくる。そして、より多くの人がそう感じることになるだろう、起爆剤的な商品が間もなく出てくる。東芝のFlashAirだ。
▼東芝の無線LAN SDカード FlashAir 詳細、Eye-Fi と比較 -- Engadget Japanese
Eye-Fiとどう違うの?ってことが、この記事をじっくり読むと、わかってくる。ただ、Eye-Fiを使っていない人だと、理解しにくいかもしれないので、いちおう、がんばって箇条書きしてみる。
・Eye-Fiの場合は、
デジカメに挿入したSDカード型Eye-Fiが、撮影した写真をあらかじめ設定した送信先(PCかスマートフォンのいずれか)に向かってPUTするイメージ
・FlashAirの場合は、
デジカメに挿入したSDカード型FlashAir自身が、ウェブサーバの役目になり、撮影した写真をウェブサーバ(FlashAir)内で公開するイメージ
PCやスマートフォンから、そのFlashAirへ、ブラウザ(又はアプリ)経由でアクセスできるよう。ウェブサーバなんだから、ブラウザを有するデバイスであれば、アドレスさえ打ち込めば、どこからでも参照できるんだろうね。こっちほうが、機器を選ばずにハンドリングが良さそう?まだ、使ってないのでわからないけど。
ということを、ざっくり理解した。
この手のものは、興味があるので、たぶん、発売されたら1枚買ってみるつもり。2月くらいから出てくるよう。
いずれにしても、この手の商品はこれから次々に出てくると思われる。これと同時に、Wi-Fi機能が標準搭載されたデジタルカメラもラインナップを増やしていくのではないかな?SDカード自身に機能を持たせるのか、カメラ自身にもたせるのかの違いしかなく、根本的には同じこと。デジタルカメラのネットワーク参加は、今後、標準機能に間違いなくなるだろう。