Bingチャットで画像生成AI「Bing Image Creator」に絵を描いてもらっています。AIの仕組みは専門家にお任せして、私は作例を多めに紹介することで、現時点でどんな絵が描けるのか、という雰囲気を伝えたいと思います。
どうやって描かせるの?
難しい操作は必要ありません。Bingからチャットのタブへアクセスして、Bingに話しかけるだけで絵を描いてもらえます。「Bing Image CreatorのプロンプトをBing AIチャットで作っている」というのが正しい説明になるかと思います。
例えば、「夕日が沈む海辺の風景を描いて」と言えば、こんな感じの絵が出てきます。
何を話かけてますか(何を伝えていますか)?
描いてほしい絵をテキストで伝えれば良いわけなんですが、私がよくやっているのは自分の世界観を(テキスト多めで)しっかり伝えています。自分の実体験(頭の中のイメージ)が絵になって現れることの楽しさを味わえます。
具体的に言うと、私の場合は30年くらい前に、一時期、インターネットで記事(ノンフィクション)を大量に書いていたので、その1エピソードを元にして「このブログ記事のイメージの絵を描いて」とBingにお願いして描いてもらっています。その結果、以下のような絵が出てきました 。
このあたりは、記事のテキストにあるシーンをかなり近いイメージで表現していて、しかも絵としても(破綻せず)完成度が高いと感じました。
上記の数枚は、どこかのアニメ風になっていますね。画像生成AIは、インターネット上にあるさまざまな画像データを学習し、その中から特徴やパターンを抽出して、新しい画像を生成する仕組みです。そのため、生成された画像は、既存の画像と似た傾向があるかもしれません。特に、アニメ風の画像は、インターネット上に豊富にあるため、画像生成AIが学習しやすいです。
でも、それが、私からの入力によって様々に変わることで、自分が創造している感覚が強まり、とても楽しく遊んでいます。「自分が創造している感覚」がなければ、ただのありふれた絵にしかならないでしょう。だからこそ、自分だけの何か(出来事や思い出、希望・妄想など)を描いてもらうのがおもしろいと思います。
他にはどんなものを話かけますか?
お気に入りの歌詞をBingに教えて、その世界観をイメージした絵を描いてもらうこともやってみました。歌詞に「怪獣」とか「モンスター」とかが出てきたので、こんな感じになりましたね。
まとめ
今回は画像生成AIで遊んでみたことについて紹介しました。その他、文書の校正も得意なのでブログ記事の仕上げ(誤字脱字チェック)に活用したりしています。
私は絵を描く力がありませんが、BingチャットでAIに自分の世界観を描かせることで、自分のイメージや表現力が向上しました。これはまさに自分の能力が拡張されたような感覚です。画像生成AIはまだ発展途上ですが、今後もっと驚きの絵を描けるようになることを楽しみにしています。興味を持った方はぜひBingチャットでAIと絵のコラボレーションに挑戦してみてください。
以上。