写真を撮ることに関する思いとか、いつでも気軽に持ち歩けるカメラの強みとか、そんな話を適当に書きます。かたい話ではないので気軽に読んでください。
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|最初に撮っていたのは空だった
初めてレンズ交換式カメラを買ったのは4年前ですかね。iPhoneで空を撮ることにハマっていた私は、もっとキレイに撮れそうなレンズ交換式カメラを買うことにした。ソニーのミラーレスでした。NEX-5N。今でも、サブ機として活動中。
たしかに空はキレイに撮れた。そして、もっと他のものも撮ってみたくなった。最初は風景や建物を中心に撮っていたけど、仲間の写真の影響もあり、ポートレート写真にどんどん惹かれていった。
|いつでもどこでも持ち歩ける
普段はα7というカメラに、ソニーのレンズを付けて撮っています。単焦点のレンズを3本くらいバッグにいれて出かける。
でも、バスケに出かける時とか、ちょっと近くまで買い物にでかける時とか、そういう時もありますよね?そんな時は、α7よりちょっと小さいNEX-5Nというカメラに、オールドレンズ(お気に入りはMD ROKKOR 50mm/f1.4)を付けて出かけるんです。レンズは中古カメラ市で3000円くらいで買ったやつ。これがね~、時々びっくりするくらいの良い映りをする時があって。
機動力があって、気軽に持ち出せるカメラが1つあるのは、写真ライフを楽しむのには良いんじゃないかなと思ってます。じつはそんなサブカメラで撮った日常写真のほうが印象に残ったりするんですよね。今日のこの記事の写真は、すべてROKKORレンズで撮っています。
肩の力が抜けて、気の向くまま、適当に撮っていく。そんな時のカメラって、高価なカメラに高価なレンズの組み合わせじゃなくても良いんだなって思います。
|いつもの景色が特別な景色になる
景色の良い場所ばかりを探し歩いていた時期もあった。今はもう無理はしない。いつもの景色の中に、特別な瞬間がいくつもあることを知っているから。
ただ、カメラはいつもそばに置いておきたい。特別な瞬間を逃したくないと思うから。
|自分は何が好きなのかを教えてくれた
好きなものを選んで撮る、というよりも、写真を撮り進めながら、自分は何が好きなのかを写真が教えてくれた。
今、私が撮っている商店街も、4年前の私の頭の中には全くなかった。キレイでダイナミックな被写体ばかりを求めて撮っていたから。
多くの場所へ行き、多くの写真を撮り、自分が何を好むのかがわかってきた。誰かに何かを言われたわけでもないし、褒められる写真とかウケる写真とか、そういうものを狙ったわけでもない。
自分の感性や感覚で、撮りたいと思うものだけを撮ってきた。今もきっとその途中の地にいるのだろう。
|関連する過去記事
以上。