神戸旅行の帰りに、大阪・通天閣のある風景を見てきました。新世界(大阪市浪速区)と呼ばれているエリアですね。
JR新今宮という駅から向かったんですけど、当日は商売繁盛を願う今宮戎神社の「十日戎(えびす)」と偶然重なっていまして、駅に着くと人で溢れかえっていました。
お祭りムードの新世界の雰囲気を味わうには、賑やかな日になってちょうど良かったかもしれませんね。
通天閣のある風景
最近の私は、旅行先を選ぶ時にイメージを重視しているんですね。観光ガイドとか旅行パンプなどはあまり見ずに、まずはflickr(写真共有サイト)で誰かが撮った写真を見ます。そして、自分のアンテナに引っかかったものを見つけた時「これ、どこよ?」ってことで検索して、旅行の目的地にしてみたりします。
今回、どこかの誰かが撮った「通天閣のある風景」を眺めた時に、良いなあ~と思ったので見に行くことにしました。そういえば、新世界って過去に来たことがなかったかも?来たことがあったとしても「今の自分の目で見ておきたい」「写真を撮ってみたい」という思いがわきました。
それにしても、このハリボテたちの迫力がすごいですよね。「飛び出す絵本」感がハンパない!
じっくり見ると、この通天閣のタワーのデザインがカッコイイんですよね。流線型とかではないところが好き。直線だけで構成されていて、個性が際立っている。ずっと残すべきだし、残るでしょうね。
看板の文字が多すぎ!(笑)
新世界のお店の看板って、どれも「おれがおれが感」がすごいですよね。最終的に何かの文字列が印象に残るというより、全面からこちらに向かって押し寄せてくる感じ。
このお祭りムード、嫌いじゃないです。他県では無いよね。日本でココだけだと思う。
この散髪屋さんの人形のセンスですよね~。良いですよねえ~。
この景色、見ることができて良かった。「通天閣」も「づぼらやのふぐ」も「ド派手な看板」も、どのパーツも個性が際立っていてバラバラになりそうなのに、この角度からこうして眺めると調和がとれているんですよね。大阪パワーを体中に浴びてきました。
ジャンジャン横町
通天閣と新今宮駅の駅との間に、ジャンジャン横町というアーケード商店街がありました。名物の串かつ屋さんが立ち並ぶ激戦区。昔懐かしのゲームセンターがあったり。
串かつだるま、食す
串かつ屋さんだけは少し調べて行ったんですけど、(有名な)「串かつだるま」にしました。新世界の中にいくつも店舗がありますが、私が行ったのはたぶん
「動物園前店」かな。並びましたが意外と早く、15分くらいの待ちでした。
注文した串かつの具材は「アスパラ、さつまいも、椎茸、つくね、とんかつ、元祖串かつ、チーズちくわ、かき・・・」などなどでした。美味しかったですよ。
最初に思ったんですけど、大阪の「串かつ」って、かつだけで食べるんじゃないんですね。具材が(かつ以外を)選べるんですね。串揚げってことかな。
ちなみに、東海地方で屋台とか店で食べる「串かつ」って、文字通り、かつだけだと思いますよ。私の知る限り。
大阪の串かつ文化のほうが、より合理的な感じがします。東海地方の串かつは、具材の差別化というよりも、味噌ダレのクオリティが高く、あれはあれで美味しいです。
※以前に、お千代保稲荷(岐阜県)で串かつを食べた時の過去記事です。見ていただけるとわかりますが、かつだけをひたすら食べていて、タレを「味噌」と「ソース」を選べるので、味を変えて食べ続けていく感じです。
美味しい串かつを食べて、この後、名古屋に帰りました。小旅行でしたけど、大満足。関西方面、また来たいです。
今回の旅の記事
以上。