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商店街、街並み、旅先で出会った瞬間を夢中になって撮っています。名古屋。

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【ネット全般】「食べログの口コミ」ではなく「食べ歩いた人のブログ」が見たい

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■はじめに

前回の記事で、ネットだけの情報収集の限界について書きましたが、だからといって、ネットによる情報収集を否定しているわけではないんですね。私もネットに日々、アクセスしているわけですし。

 

ネット上にある数多くのデータから、信用できそうな情報をどのように集められればいいのか、そんな話を考えてみたいと思います。

 

■人の手を介することの意味

いま盛り上がってるあの話題に参加しよう! 「トピック」ページをリリースしました - はてなブログ開発ブログ

はてなブログが2月にリリースした「トピック」というページ。はてなブログで盛り上がりかけている話題を、はてなスタッフがピックアップし、話題ごとに「トピック」ページを作成しているそうです。このページの存在も、はてなスタッフが人手でピックアップしていることも、つい最近知りました。すいません、遅くて。

 

注目すべきなのは、この「はてなスタッフがピックアップしている」です。人の手を介している点です。例えば、人の手を介さない方法だってあるわけですよね。「車椅子の方の入店拒否問題」だったら、例えば「車椅子」「乙武」とかそういうワードで機械的に検索をかけて、アクセス数とかスターの数の大きいものを上から順番に並べ替えればいいわけですよね。でもそれはしていない。人の手を介するということは、スタッフがそのページを読むという作業をしていることになる。膨大な量のブログ記事が数分感覚でアップロードされてくるわけで、作業はかなりのボリュームになる。

 

ただ、私は、そこにこそ「人の手を介する」べきだと思うのです。その違いは大きいんです。人の手を介して出てきたデータは、そうでないデータに比べて重みが変わってきます。私はそう思うんですよ。

 

はてなブログの「おすすめブログ」とか「人気エントリー」については、どういう手法で選別しているか、よく知りませんが、なんとなく私の感覚では機械的にやっている気がしているんです。アクセス数とかPV数とか?(私の想像がハズれているかもしれませんが)。だから、私はあまり見ていない。でも、この「トピック」については、はてなが「人の手を介している」と宣言していますし、実際に眺めたところ、きちんと選別ができているようなので、そのとおりなのでしょう。

 

コンピュータやプログラムが発達しても、人間にしかできないことがあると思います。文章の内容を理解したり、そこに書いてある内容を読み取ったり、感情を汲み取ったり、作者の意図に沿った分類をしたり、そういうことは機械が苦手な部分だと思います(内容を要約することくらいまではできつつあると聞いてますが)。

 

だから、人の手を介してページを更新しているという点について、はてなブログさんを評価しています。こういうアプローチはぜひ続けていただきたい。

 

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■「食べログの口コミ」ではなく「食べ歩いた人のブログ」が見たい

前回の記事で、食べログの例を出しました。食べログっていうのは、要は、来店者の口コミ収集ページですよね。書いている口コミ情報は、どこかの誰かが書いているのだけど、それらの口コミ情報の信ぴょう性というのは誰かが保証できるのかっていうとできないですよね。食べログというページは、あくまでもデータの集合体であって、そのデータをどう読み取るかは「食べログ読者の判断でお願いします」ってことなんですよね。

 

そこにあるデータの「無責任さ」が、私はやや苦手です。

 

データが多いだけでけっきょく判断しにくいんですよね。人の手を介していないから、なんだと思います。ただ、食べログというページの存在意義から考えると、誰かがあのデータに手を加えることはできないはずなんですよね。手を加えちゃいけない仕様です。

 

そう考えると、データを集めただけでは、あるところで限界がくるだろうなあと思います。

 

そこで、私が考えるのが「来店者の口コミ」ではなくて「食べ歩いた人のブログ」です。それなら読みたいなと自分は思うのです。私はお店の情報や評判を知りたかったら、食べログよりもGoogleで調べて出てきたブログ情報などを先に見たりします。食べ物系に強いブロガーっていうのもいまして、そういう人のテリトリーの店であれば、さらに良いです。参考にします。

 

「あの人が高評価をしているのだったら、良いかも知れない」っていうのは、あるので。もちろん、完璧な答えなんてどこにもないですよ。でも、その人の紹介したお店を何件も知っていて、その人の感じた評価と私の感じた評価が近いとなった場合、期待が持てますよね?

 

それと、ブログの場合、口コミと違って、言葉に責任があるように思うんですね。変なことを書くことで、自分の今まで積み上げてきたものが一気に崩れることもあるわけですよね。信用とか信頼とか。だから、ブロガーっていうのは、言葉の重みっていうのをわかって書いているところがあると思うんです。そこは、「口コミ情報を書き込むだけの人」とは違うと思うんですね。

 

そういうことから、食べログの口コミではなく、食べ歩いた人のブログを読みたいと思うのです。

 

そして、いつの日か、「食べ歩いた人のブログ」の集合体のような、そういうプラットフォームできあがれば面白いのにな、って思います。マネタイズが難しいですけどね。食べログみたいに、店から金を貰うわけにはいかないし(店からお金を貰ったら書きたいことが書けなくなるのでNG)。

 

■おわりに

今日、考えたことは、以下の2つです。

・ブログの集合体から、ある同じテーマのブログをピックアップする手法としては、現時点では最も効率の悪い「人の手を介する」という作業が、最適な方法だと思う。

信用できる人・信用できるブログ、という切り口から情報収集を行うというのは、これからの時代はより有効になると思う。サービス提供者側がハンドリングできない口コミ情報から、自分が本当に欲しい情報を手にするのは難しい。あるジャンルに特化したブログの集合体のようなものができたら面白いのにな。例えば、食べ物ブロガーを地域ごとに集めて検索できるようなプラットフォームを作るとか。

 

以上。