秋葉山円通寺(名古屋市熱田区)と久国寺(名古屋市北区)の2箇所に行ってきました。浅野祥雲作品散策の旅です。
今日は「石像に興味あり」のオカンと、姪っ子を引き連れて行きました。
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場所は熱田神宮のすぐ横。何度も前を通っているはずだけど、浅野祥雲作品があるかどうかどころか、ここにこんなお寺があることすら気にもとめなかった。公共交通機関だと「(地下鉄)伝馬町駅」「(名鉄)神宮前駅」が近いと思います。車はお寺の中に駐車場ありでした。便利。
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日本最古って何が?って思いましたが、秋葉山というお寺がいくつもあり、そのうちでは最も古いっていうことですかね。
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ありました!これです。このお寺の脇に、異彩を放つのが、浅野祥雲作品の毘沙門天像です。わりとすぐにわかる場所にありました。
ちなみに、下の写真が、過去記事で書いた「岩崎御嶽社」に設置の像です。似てる・・・やっぱり浅野作品だわ・・・きっと。
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足で踏まれている方、かなり眉間にしわが寄っています。蛇を握っているし。ちょっと怖いお顔。
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毘沙門天像の前にある、こちらの鬼の石像がなんだか可愛らしい。浅野作品らしく表情がユーモラスで気に入った。
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ちょっと腹ごしらえ。
■久国寺(名古屋市北区)
熱田区から北区へ移動。公共交通機関だと名鉄瀬戸線の「清水」か「尼ケ坂」から徒歩だと思います。車はお寺に隣接して駐車場があり、こちらも便利。
こちらのお寺には、浅野祥雲作品の観音像の他、岡本太郎作の梵鐘(ぼんしょう)があるそうです。どちらも楽しみ。
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お寺の外からすでに見えています。あの白いのが、浅野祥雲作品の護国観音像ですね。護国観音像は太平洋戦争の戦没者の慰霊のために建立されたそうです。
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中に入ります・・・
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浅野作品でよく描かれている天女的な感じのものでしょうか。全体が白にペイントですね。
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やや男らしい顔立ちですね。どうやら、関ヶ原ウォーランド(浅野祥雲3大聖地の1つ)に、この像にそっくりなものがあるそうです。下の記事に書かれている写真で確認できました。関ヶ原ウォーランドに行った時に確認してみます。
参考リンク:東西南北 気まぐれ旅ブログ : 芸術が爆発しちゃってる寺 ‐久国寺【愛知】‐
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トゲが出ていて、かなりユニークなカタチです。岡本太郎と聞いて、納得する感じ。気に入りました。Wikipediaによると、当時の住職が岡本太郎に依頼して作ってもらったらしい。これと同じ形をした小型の梵鐘を試作で5体作成していて、そのうちの1体が岡本太郎記念館へ、残りのうちの1体は石原慎太郎にも贈られているとのこと。
参考リンク:久国寺 - Wikipedia
■石像散策マップ
石像散策マップを作ってみました。場所をクリックすると、ブログ記事にもリンクできるようにしました。
■過去の関連記事
以上です。