Sakak's Gadget Blog

商店街、街並み、旅先で出会った瞬間を夢中になって撮っています。名古屋。

【ガジェット】既存のカーナビは、スマートフォンの進化とともに終わる

f:id:keisuke9498:20111211183245j:image

Google マップに交通状況の表示機能、モバイルにも対応 -- Engadget Japanese

■自車の位置と、行き先案内だけのために何十万円もする車専用のカーナビはもう要らない

通信も演算処理もGPSスマートフォンにやらせればいいんだよ。車はバッテリーと車載センサーとタッチパネルのモニタだけを提供すればいい。ドックコネクタを標準でつければいいってこと。どこの自動車メーカーが最初にAppleGoogleと提携するかが勝負じゃないかな? カーナビ専用機の開発事業を潰すことになるけどね。自動車メーカーとカーナビメーカー、自動車部品の量販店は癒着関係でここまでやってきているわけだから、事業をそうそう簡単に切り捨てられないんだろうね。ユーザーがどれだけ不便を感じていても「車+スマートフォン」が連携しないのはそういう理由。 スマートフォン事業もやっているPanasonicなどは事業内容を再構成すればいいのだろうけど、専業メーカーは厳しいだろうね。

■道路交通情報データをネットで公開するべし

現在、道路交通情報をカーナビで表示させるには、カーナビに専用のビーコンユニットが必要だ(VICS対応のカーナビであることが前提)。この仕組みを改善してほしい。政府は道路交通情報に関する情報は、ある定められたフォーマットでネットワーク上に公開し、それを誰もが利用できる仕組みを作るべき(VICSのように、専用のハードウエアを必要としたシステム設計にしない)。 そうなれば、道路交通情報データを入力として、渋滞情報を地図上に表示させるアプリが次々に出てくるだろう。専用の装置などいらない。ネットがつながればナビゲーションはスマートフォンで完結するのだ。

■受け入れがたい、今時のカーナビのビジネスモデル

だいたい、未だにHDDナビの地図データ更新に1万円かかるって、何十年前のビジネスモデルなんだって話。スマートフォンやPCで、Googleの地図を見るのにお金なんかかかってないし。それが当たり前の若者世代には、そんなビジネスモデルは受け入れられるはずはない。

■車もクラウドを使って進化する時代

例えば、トヨタから出てくる新車が、Powerd by Googleだったとしたらどう?ちょっと期待しちゃうよね。車としての絶対的なパワーは、今の時代、多くを求められていない(特に若者世代)。省エネとかエコが、クールという時代でしょ?だったら、エンジンのパワーよりも、ソフト、システムが充実している車が求められているのでは?そして、クラウドで進化するような、そんな車が出てきたら、私も欲しい。自動車は長く使うものだから、クラウドで進化していくという強みが、スマートフォン以上に生きるはず。

エンジンのパワーに注目した車(ハチロク)を出すのなら、クラウドパワーを使った車があっても面白いと思う。本当に、若者世代を振り向かせたいのなら。