Sakak's Gadget Blog

商店街、街並み、旅先で出会った瞬間を夢中になって撮っています。名古屋。

【ガジェット】レンズが交換できるという楽しみ

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レンズはラーメンに似ている - 道くさ写真ブログ

moo-sさん(id:moo-s)のこの記事を読んでいて、そうそう!とうなずきました。レンズのアジに触れることこそが、交換式カメラの魅力なのかな、、と。

 

今からすごく当たり前のことを言いますけど、レンズ交換式カメラ(一眼レフ/ミラーレス)は、レンズが交換できることが楽しいんです。

なんで楽しいかっていうと、いろんなレンズに交換したくなるから。レンズにはそれぞれアジがあって、同じ場所で同じ時間に同じ構図で撮った写真なのに、本当に全く別の印象の写真になったりする。

 

どんどん高価なレンズが欲しくなるのかっていうと、そうでもない。アダプタを買ってオールドレンズをつけたりすれば、(中古だけど)3000円くらいから買えるものだってある。

 

9万円の最新型のレンズと、3000円で買ったオールドレンズ。どちらのレンズも持っていますけど、3000円より9万円のほうが30倍の体験を得られるかというとそれはないです。むしろ、被写体やそのとき撮った写真の雰囲気によっては、3000円で買ったレンズの写真のほうが、自分の好みだったって時もたくさんあります。9万円のレンズの価値を否定するのではないですが、むしろ、3000円のコストパフォーマンスに拍手を送りたいのです。

 

最新のレンズは、キレイに正確に確実に撮ることは非常に優秀なんだと思います。それはよくわかります。だから、確実に、正確に撮らないといけない写真や、動きの速い被写体の時には、私も新しいレンズをよく使ったりします。

 

でも、写真ってそれだけじゃないなあ、と思ったり。柔らかさや懐かしさや優しさや、そういうことを表現することだって、写真の魅力なんだよなあ、と。

 

高価なレンズを手にして、「お、おう・・」って言いながらしばらく使うんですけど、たしかに良いんですけども、やっぱりそれ1本だけだと飽きますね。どんなに良いレンズでも、それだけだと飽きます。私は、ですが。やっぱり、いろいろアジを楽しみたい。食べ物に似ていますね。moo-sさんがラーメンに例えたように。

 

「無理をして買った高価なボディ」と「高価なレンズ1本」だけで遊ぶより、もう少し手軽な値段で買えるボディを選んで、好きなレンズを少しづつ買い増していくほうが、トータルでは楽しいんじゃないかなあ、、、などと思ったりします。楽しみ方はひとそれぞれなので、いろんな楽しみ方があって良いと思いますが。ただ、それくらい、「レンズのアジが交換式カメラの魅力なんだ」ってことは書いておきたかったです。

 

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中古カメラ市というものに、昨年末に初めて行ったんですけど、もうあの雰囲気が大好きですね。オールドレンズを物色して、何個か買って帰りました。お小遣い程度な値段で、少しづつレンズを買いましていけるというのは、なんだか、子供の頃に持っていたオモチャのシリーズものを集めているのに近い感触で、ワクワクしちゃうんですよね。

 

以上。